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ウィスコンシン大学 マーレイクレイトン教授による統計学ショートコース応用編~をオンライン開催

ウィスコンシン大学マディソン校 College of Letters & Science統計学科のマーレイ・クレイトン教授による「Short Course on Statistic 2021 Part2応用編」のオンライン講義を2月28日(月)から3月3日(木)まで開催しました。本コースは2021年10月に実施された「Short Course on Statistic 2020 Part1 基礎編」の続編です。

今回は、基礎編で得た「なぜ、研究では統計解析が必要なのか」の概念を復習しながら、より複雑な回帰分析等の実用的な統計解析手法を学び、客観的に結果を判断可能な実験計画を理解することを目的として実施しました。

今回も新型コロナウイルス感染症の影響で、オンラインでの講義となったため、前回同様に本学の講義時間に合わせて、ライブ配信をしていただきました。クレイトン教授の恒例のわかりやすく、ユーモアに溢れる指導は、英語の苦手な受講者でもリラックスしながら楽しく受講することができ、連日講義修了後まで受講者からの質問が絶えることがない盛況ぶりでした。

講義では、より汎用な解析手法を学んだ後に、さらに基礎編で実施していた実験計画との関連性についても解説するなど、基礎と応用の繋がりも含めて丁寧に説明していただきました。コース最終日には、次年度は応用編よりさらに実践的な統計手法の理解を目的としたPart3の実施を熱望する声が挙がるなど、講義への理解の深さや楽しさも伺えました。

今回の応用編には、基礎編を履修した大学院生8名、学部生2名の合計10名が受講しました。

マディソンのクレイトン教授