大学構内の碧雲蔵で実施している令和8年度「学生の酒造りプロジェクト」により、純米吟醸「畜大酒」と「畜大酒・辛口」が完成しました。
このプロジェクトは、学生が実際の現場で酒造りの経験を通じて学ぶ実践的な教育の機会として実施しているものです。今年度で6回目を迎え、上川大雪酒造株式会社の安藤宏幸杜氏をはじめとする蔵人の指導のもと、11名の学生が参加しました。
学生たちは、令和8年5月から酒造りに携わり、原料処理や麹づくり、もろみ管理などの工程を学びながら、日本酒ができるまでの一連の流れを体験しました。完成にあたっては、7月29日(水)にラベル貼りや箱詰めなどの仕上げ作業を行い、自らが関わった「畜大酒」の完成を喜びました。
参加した荒木はるひさん(食品科学ユニット4年)は、「実際に酒造りの現場に入ることで、想像以上に力仕事が多いことや、杜氏や蔵人の皆さんが経験をもとに麹の状態や水分量を判断していることを知り、その技術の高さに驚きました。また、米麹に含まれる乳酸菌を研究している自分にとって、研究と酒造りの現場がどのようにつながっているのかを考える貴重な機会となりました。」と話しました。
また、インターンシップの受け入れを担当した上川大雪酒造株式会社の山根桃華副杜氏は、「暑い中での力仕事で大変な中、一生懸命作業する姿や、積極的に質問する姿に大変刺激をいただきました。一本のお酒がお客様に届くまでに、どのくらいの手間と時間がかかっているのかを体感し、これからの研究などに活かしていただけると嬉しいです。」と話し、「どちらも華やかな、フルーティーな香りが特徴で、「畜大酒」は優しい米の甘みが広がり、「畜大酒・辛口」はキレのあるすっきりした飲み口です。」とコメントしました。
純米吟醸「畜大酒」は、8月3日(月)から帯広畜産大学生活協同組合、上川大雪酒造株式会社碧雲蔵ショップのほか、十勝管内の酒販店やスーパーマーケット等で販売されます。販売本数は約5,800本(うち辛口約2,100本)を予定しており、売上の一部は本学の教育研究活動に活用されます。
※販売サイトURL:「畜大酒」上川大雪酒造オンラインショップ

①山根副杜氏からラベルの貼り方を教わる学生たち

②見本と見比べながら真剣な面持ちでラベルを貼る学生たち

③完成した畜大酒を手にする学生たち

④「畜大酒」と「畜大酒・辛口」