令和8年6月8日(月)、大学構内の酒蔵「碧雲蔵」において、令和8年度「学生の酒造りプロジェクト」の「留仕込み」作業を実施しました。
このプロジェクトは、学生が実際の現場で酒造りの経験を通じて学ぶ実践的な教育の機会として実施しているものです。
今年度は「純米吟醸酒」の製造に取り組んでおり、上川大雪酒造株式会社の安藤宏幸 杜氏をはじめとする蔵人の指導のもと、11名の学生が酒造りに参加しています。
今回実施した「留仕込み」は、日本酒造りにおける「三段仕込み」の最後の工程です。蒸し上がった酒米を一定の温度まで冷却した後、発酵中のもろみに加え、均一になるよう丁寧に混ぜ合わせていきます。

当日は、蒸し上がった酒米を専用のスコップで放冷機へ投入する作業や、冷却後の酒米をもろみタンクまで運搬して投入する作業、さらにもろみ全体を均一に混ぜる作業などが行われました。学生たちは、蔵人の指導を受けながら一つひとつの工程を確認し、真剣な表情で作業に取り組んでいました。
櫻井美咲さん(食品科学ユニット3年)は、「大学構内に酒蔵があることは知っていましたが、実際にどのような酒造りが行われているのか興味があり参加しました。インターンシップで現場を経験したことをきっかけに、より深く酒造りの工程を学びたいと思いました」と参加の理由を語りました。
また、「実際に作業をしてみると、お米を運んだりタンクへ移したりするなど力仕事が多く、想像以上に大変でした。一方で、手作業で行われる工程も多く、酒造りは多くの人の手によって支えられていることを実感しました」と話しました。
今後は7月に上槽(圧搾)を行い、その後、瓶詰めなどの工程を経て、8月初旬に「畜大酒」として販売する予定です。今回はタンク3本分の酒を仕込み、そのうち1本は辛口タイプとして醸造しています。
なお、本プロジェクトで製造した日本酒の売上の一部は、本学の教育研究活動に活用されます。





