帯広畜産大学 食品加工イノベーションセンターは、産業界及び地域と連携し、食品加工に関する研究開発と生産現場を結ぶ拠点として、新技術の研究・実証を推進するとともに、地域食品加工業の高付加価値化を図り、食料安全保障の確保と地域経済の発展に寄与することを目的としております。
この目的を達成するため、本センターでは、複数のセンターに分散していた学内食品加工関連施設の管理・運営機能を統合し、機能高度化と実践的な教育・研究環境の強化を進めております。
センター内には、「研究推進分野」「高度解析分野」「マーケティング分野」の三つの分野を設け、それぞれの専門性を活かしながら、研究開発から製造、評価、販路展開までを一体的に支援する体制を構築しています。
また、本センターが管理する食品加工関連施設として、乳製品製造工場、食品加工実習施設、とかち夢パン工房、ポテト工房を位置付けており、これらの施設を活用しながら、教育・研究・実証・地域連携の取組を推進しております。さらに、令和8年度には新たなチーズ工房の整備を計画しており、酪農・畜産分野における高付加価値化と実践的人材育成のさらなる強化を図ってまいります。
十勝は、日本を代表する農業・酪農地域であり、豊かな農畜産資源に恵まれています。本センターでは、大学の研究力と地域の実践力を結びつけ、大学と地域・産業界をつなぐ役割を果たしながら、「十勝型フードシステム」の推進と地域食産業の発展に貢献してまいります。
今後とも、皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和8年3月1日
帯広畜産大学 食品加工イノベーションセンター長 岡田 繁