10/9(水),帯広畜産大学において令和6年度 食品安全管理者育成プログラム 第2回「小規模事業者向け 食品の一般衛生管理」を開催しました。
本プログラムはHACCP導入に必要となる基礎知識,導入後に必要となる食品安全マネジメントシステムの構築の仕組み,食品製造業における具体的な運用事例を通して,食品安全に関する情報提供を目的に,全4回にわたり講習を実施します。
第2回となる本研修では,会場受講4名,ZOOM受講4名の計8名が受講しました。
研修では,講師の窪田さと子准教授より,HACCPの考え方から,食品工場における7S(整理・整頓・清掃・洗浄・殺菌・習慣・清潔)について,さらに施設や設備等の衛生管理および食品や添加物を取り扱う者の衛生管理,情報の提供,回収・廃棄,教育訓練に至るまでそれぞれの必要性と取り組む際のポイントについて詳しい説明がありました。
また,「一般的衛生管理」のポイントについて,原料受け入れ,冷蔵庫・冷凍庫の温度確認,交差汚染・二次汚染の防止,トイレの洗浄・消毒,従業員の衛生管理等について,事例をもとにクイズ形式で学びました。
受講者から寄せられた意見・感想の一部を紹介します。
・一つひとつ丁寧に説明していただきましたので,分かりやすく聞きやすかったです。
・実際の状況に似たクイズ形式のお話がわかりやすかったです。
・7S活動など具体的に身近な事柄で説明していただき,すぐ実践できそうだと思いました。
・正しい記録の方法について,意外と盲点でしたので,業務にいかしていきます。
講師の窪田さと子准教授
講義の様子