10月5日(月)~10月6日(火)の2日間,帯広畜産大学にて小型哺乳類(ネズミ類)調査技術講習会を開催しました。
本講習会は「野生生物保全管理技術養成事業」の一環として,開発事業等において野生動物の保全対策に携わる方の技術向上を目的としています。環境農学研究部門 浅利 裕伸 准教授を講師として開催し,11名の参加者が小型哺乳類(ネズミ類)の特徴や調査・捕獲方法について学びました。
参加者ははじめに,座学講義を通してネズミ類を捕獲するためのトラップの使用方法について学びました。実際に使用するトラップを組み立てながら,どのような仕組みでネズミが捕まるのか講師に解説いただきました。合わせて、設置時のポイントやトラップに使用する餌の種類についても学びました。
実習では,大学周辺の河畔林に移動し,トラップの設置を行いました。浅利准教授からトラップの設置場所についてアドバイスを受けながら一人3つのトラップを設置し初日は終了しました。
2日目は各自前日に設置したトラップを回収しました。いくつかのトラップにはネズミ類が捕獲されており,「アカネズミ」「ヒメネズミ」「エゾヤチネズミ」の3種類を観察することができました。捕獲したネズミは体重を計測し,種類や雌雄の判別方法を講師に解説いただきました。放獣する際には,ネズミが逃げる際にどのように行動するかの観察を行いました。
参加者からは「ネズミを捕獲する為にどのような箇所に仕掛けるべきなのか,実際に設置してみて勉強になりました。」「とても勉強になりました。次の機会があれば,また参加したいと思います。」といった感想が寄せられました。
帯広畜産大学野生生物保全管理技術養成事業では,今後も野生動物の保全管理事業や調査業務に携わる担当者の技術向上を目的とした講習会を実施していきます。
※本講習会では,北海道の捕獲許可に基づいてネズミ類の捕獲調査を実施しており,調査終了後は捕獲したネズミを放獣し,調査地の原状回復を行っております。



