9月14日(月)および9月24日(木)の2回にわたりフードバレーとかち人材育成事業の一環として,特別講習「マーケティング」を開催しました。
本講習は,市場戦略としてのマーケティング理論を体系的に理解するとともに,特定企業のケーススタディを通じて,マーケティングに関わる分析力と戦略立案力を実践的に習得することを目的としています。
講師に北海道武蔵女子大学 近藤公彦教授をお招きし,15名が受講しました。
第1回目の講義では,はじめにマーケティングの役割や重要性について学びました。売り手の視点だけでなく,顧客の視点に立ち,顧客が求める価値を提供することや,他社との差別化を図る考え方について説明されました。
続いて,マーケティング戦略を立案するための分析手法として,市場・顧客,自社,競合の3つの視点から分析する「3C分析」や,自社の強み・弱みと外部環境の機会・脅威を整理する「SWOT分析」が紹介されました。また,製品・価格・チャネル・プロモーションの4要素から構成される「マーケティング・ミックス(4P)」について学び,各要素を組み合わせて戦略を立てることの重要性について理解を深めました。
第2回目の講義では,ケーススタディとして,6次産業化に取り組む事業者の事例分析をグループごとに行いました。各グループは,事業者の取り組みを整理し,事業戦略の方向性を検討したうえで,ターゲットと提供価値に焦点を当てたマーケティング戦略を発表しました。発表時は受講生同士で質疑などの活発な意見交換が行われました。
最後に近藤教授から,ケース分析の視点やマーケティング戦略の考え方について一例が紹介され,「今回の事例分析で得た学びやマーケティングの手法を自身のビジネスに活かし,さらなる成果につなげてほしい。」との言葉で講習を締めくくられました。

講師の近藤教授
発表の様子