7月22日(水),フードバレーとかち人材育成事業の一環として,農業関連セミナー第1弾「総合的病害虫管理(IPM)フィールドワーク」を実習形式で開催し,7名が受講しました。講師は,本学環境農学研究部門の相内大吾准教授が担当しました。相内准教授には例年,本事業の農業生産者コースにおいてIPMの概論をご講義いただいており,実習形式での開催は昨年に続き2回目です。
はじめに,IPMとは,病害虫や栽培環境に関する情報に基づき,複数の防除手法を組み合わせながら,経済性と環境への影響を考慮して防除を行う意思決定システムであることを解説しました。続いて,その実践に欠かせないモニタリングについて,ジャガイモ疫病を例に,温暖化に伴う病害発生時期の変化など最新の知見を紹介しました。
その後,大学内の実習圃場に移動し,スマートフォンの病害虫診断アプリを活用しながらジャガイモの病斑や害虫を観察して,モニタリングを体験しました。アプリで診断結果と照らし合わせながら観察することで,フィールドワークならではの学びを深めました。
受講生からは,「座学で注目する点を学んで実際に圃場を観察する,という流れがとても分かりやすいと思いました。自分の業務や生産者への説明にも活かしたいと思います。」といった感想が寄せられました。

講師の相内准教授

モニタリングの様子