夜行性小型哺乳類調査技術講習会

開催目的

地域生態系の理解や保全対策を検討するうえでは,対象地域の動物相の把握や対象種の生態を明らかにする必要があります。しかし,野生動物の形態や生態は種によって異なるため,野外調査ではそれらの生態的特性等を考慮したうえで,複数の調査手法を用いる必要があります。
夜行性かつ小型の種は目視観察が困難であり,特に樹上性の種やコウモリ類は地上歩行性の種で一般的に用いられる自動撮影カメラ等の調査手法だけでは生息状況や生態の把握が難しいため,それぞれに適した調査手法の習得が不可欠です。しかし,これらの調査技術を学ぶことができる場は限られています。
帯広畜産大学野生生物保全管理技術養成事業では,野生動物の保全管理事業や調査業務に携わる担当者の技術向上を目的に,夜行性小型哺乳類(コウモリ類、タイリクモモンガ)を対象とした調査技術に関する講習会を開催します。

開催内容

  • モモンガの生態と調査方法について学ぶ
  • 北海道のコウモリ類の捕獲方法について学ぶ
    ※本講習会ではコウモリの捕獲は行いません
  • モモンガの樹洞トラップ設置及び捕獲実演の見学
    ※小雨決行・悪天候時は野外実習を中止し,室内で追加座学を実施予定

詳細は下記募集要項をご確認ください。
夜行性小型哺乳類調査技術講習会 募集要項

開催日

令和6年7月29日(月)15時~19時30分

対象者

  • 環境調査等業務において夜行性小型哺乳類の調査・保全に従事する方

  • 今後夜行性小型哺乳類の調査業務に従事を予定している方  

募集人員

先着20名  ※1機関につき原則2名まで

申込方法

下記URLから申し込みフォームにアクセスしお申し込みください。
申込み期間:令和6年6月3日(月)~7月5日(金)まで

本講習会は定員に達したため、受付を終了いたしました。

夜行性小型哺乳類調査技術講習会 参加申込フォーム

※申し込みフォームからのお申し込みができない場合は申込書データをお送りしますので,下記問い合わせ先へメールにてご連絡ください。

講習会に関するお問い合わせ

教務課 社会人教育係
Email: rec_kyoumu@obihiro.ac.jp
Tel: 0155-49-5351