地元十勝の漬物や酒粕等を使い,「チーズ作りに有用な乳酸菌の探索」に取り組んでいます。試料の遺伝子増幅と解析を経て,菌種を同定。それが固まるか,耐塩性があるかを調べます。菌は植えてから48時間しか持たないので,昼夜を問わずの分析が大変です。でも研究が発酵&熟成期間の短縮による利益率アップ,十勝産チーズの商品力アップにつながると思うと励みに。また発酵を促す初の国産スターターも誕生させたいと思っています。
指導教員
中村 正 教授
Nakamura Tadashi
生命・食料科学研究部門
食品科学分野
所属や肩書はインタビュー当時のものです。