厳密な品質検査がお客様の安心につながるからこそ,
日々緊張感をもって仕事に臨んでいます

亀渕 里歩

Kamebuchi Riho

よつ葉乳業株式会社 十勝主管工場 品質管理部
2016年3月 畜産科学課程卒業
食品科学ユニット所属
北海道旭川東高等学校出身

工場から出荷される
製品すべてを検査

コーポレートスローガンの「北海道のおいしさを,まっすぐ。」と,〝まっすぐ〟に込められた「酪農家とお客様を結ぶ『架け橋』であること」という趣旨に感銘を受け入社しました。配属先は品質管理部で,酪農家から受け入れた生乳や工場で作る製品の検査を行っています。牛乳をはじめチーズ,バター,ヨーグルト等工場で扱うすべての製品が検査対象。各製造工程のサンプルも検査します。具体的には成分分析等の理化学検査,細菌検査,味や香りの官能検査等。製品の安全性を評価することが担当部署の役割です。成分分析は畜大の実習で経験していたので,業務に直接役立っています。

「私たちは〝安心〟な製品を作ることはできない」。これは上司が発した言葉で,一瞬耳を疑いました。安心な製品とはお客様がそう感じて初めて安心なものになる。私たちはその安心を裏付ける〝安全〟な製品を作り続けなければならない,という意味です。その言葉に触発され,改めて自分の仕事の重さとやりがいを感じました。

店頭で目にする自社製品に
思わず笑顔が

日々心がけているのは,迅速かつ丁寧に正確な検査を行うこと。自分の検査結果が製品を出荷できるかどうかの判断に関わってくるので,責任重大です。常に緊張感をもって仕事に臨んでいますが,特に神経を使うのが細菌検査。手の傷が検査に支障をきたす場合もあるので,怪我をしないよう気をつけています。新人時代に指導していただいた先輩の教えを記したメモは,いつも白衣のポケットに。疑問を感じたときは今でもそれを見直します。ひとつの検査は基本一人体制なので,体調の自己管理も欠かせません。さらに品質管理部は製造現場や新製品を開発する研究所等,多くの部署と関わることで成り立つセクション。個人プレーは禁物です。色々な部署にいる同期とも交流し,幅広い情報収集に努めています。

仕事での喜びは,自分が関わった製品が店頭に並ぶのを見ること。お客様が手に取ってくださると,「それ私が関わったんです!」と思わず声をかけたくなります。今年入社3年目となり後輩の指導係に。今後はより安心して仕事を任せてもらえるよう自身のスキルアップを図りながら,後輩のお手本となれるような存在をめざします。

後輩になるあなたへ

大学時代は自分で考え挑戦し,多くの経験を通じて人間的に成長できる時期。同じ目標を持つ友人をはじめ,先生や先輩がそれを応援してくれます。自然も豊かな畜大の4年間で,自分を成長させてください。

よつ葉乳業株式会社 十勝主管工場

北海道河東郡音更町新通20丁目3番地
https://www.yotsuba.co.jp

「自分たちの手で,より良い牛乳・乳製品を消費者の皆様に届けたい」と願う酪農家によって1967年に設立された,農協資本の乳業会社。「北海道のおいしさを,まっすぐ。」をコーポ―レートスローガンに,北海道産の生乳・乳原料のみを使ったこだわりの製品を提供している。良質な原料乳を生かした商品開発はもとより,海外市場の開拓にも着手。北海道ブランドの構築,浸透に取り組んでいる。

所属や肩書はインタビュー当時のものです。

掲載日: 2018年4月