速やかにエネルギー源となるグリセリンが,妊娠中の乳牛の栄養状態を良好に保つことができるかを研究しています。約50頭を対象に,グリセリンを混ぜた飼料を分娩前の3週間与え観察。飼料をどれだけ食べているか1頭1頭,第一胃を押して内容物の量や状態を確認します。加えて週2回採血。まだ研究途中ですが,グリセリン給与による母牛のエネルギー状態の改善を期待しています。将来は牛も人も健康で幸せな酪農の推進に尽力したいと思います。
指導教員
川島 千帆 准教授
Kawashima Chiho
生命・食料科学研究部門
家畜生産科学分野
所属や肩書はインタビュー当時のものです。