都築 直 准教授 TSUZUKI Nao
My Dream根拠に基づいた獣医療を発展させる
研究テーマ産業動物の画像診断学に関係すること全般(レントゲン、CT、MRI、超音波検査、内視鏡等)
卒業研究として指導可能なテーマ
- 画像診断学に関係すること
- 酸化ストレスに関係すること
- 外科学に関係すること(要事前相談)
- 再生医療に関係すること(要事前相談)
メッセージ
画像診断は、それだけでは動物を治すことはできません。しかし、より正確な診断・よりよい治療を達成するために、現代の医療には必須なものです。その画像診断の基礎となる部分を学んでもらえたらと思っております。
また、獣医師にとって最も重要なスキルは、自分で調べ、自分の頭で考えることだと思います。研究室所属の2年間の期間でその基本となるところも学んでいってもらえたらと思います。
画像診断に興味がある方、ウマの診療に興味がある方、ウシの診療に興味がある方、CTなどの機械が好きな方、きっかけは何でも結構ですので興味を持った方は是非見学に来てください。
学位 | 博士(獣医学) |
資格 | 獣医師 |
自己紹介 |
東京都出身(都立国分寺高校卒業)です。2013年に日本を縦断して宮崎にわたり、2017年にまた日本を縦断して帯広に戻ってまいりました。前職までは産業動物の外科学に関することを主にやっておりましたが、現在は産業動物の画像診断学へと専門を変えております。趣味は野球(主にバッティングセンターですが)、温泉めぐり、ゲーム、競馬観戦。最近スイッチヒッターになりました。 |
居室のある建物 | 産業動物臨床棟 |
メールアドレス | tsuzuki ![]() |
所属・担当
研究域/獣医学研究部門/臨床獣医学分野/産業動物獣医療学系動物医療センター/産業動物診療科研究紹介
画像診断学は1970年代から始まったコンピュータ技術の進歩に伴い、劇的な進歩を遂げてきた分野です。ヒト医療においては診断に必須ともいえるものであり、獣医療においても、イヌ・ネコをはじめとする伴侶動物分野では欠かせないものとなりつつあります。しかしながら、ウマ・ウシなどの産業動物の診療領域において、画像診断は未発達な分野であります。その理由としては、産業動物の大きさが一因でした。しかし、画像診断機器の進歩に伴い、大型の産業動物にも応用可能な画像診断技術の幅も広がってきております。ヒト医療・伴侶動物獣医療の進歩の課程から、産業動物獣医療の質向上に画像診断は必須であるといえます。しかしながら、産業動物における画像診断の知見はまだ乏しく、実用に至っていないことも多数あります。
獣医療水準ならびに教育水準の向上のために、現在は様々な疾患、特に難診断性疾患を受け入れ、それらから得られる画像診断による知見の蓄積を行っております。
現在取り組んでいる研究テーマ一覧
- 産業動物に対する画像診断に関する研究
- 術中酸化ストレスの低減に関する研究
- 産業動物分野へのオゾン療法の適応に関する研究
関連産業分野 | 獣医学, 畜産学 |
所属学会 | 日本獣医学会, 日本獣医画像診断学会, 日本ウマ科学会 |
学歴・職歴 | 2008年 帯広畜産大学卒業(獣医外科学研究室) 2008年-2010年 北海道農業共済組合連合会 2010年-2013年 岐阜大学大学院連合獣医学研究科 配置大学:帯広畜産大学(大動物外科学研究室) 2012年-2013年 日本学術振興会特別研究員(DC2) 2013年-2017年 宮崎大学農学部獣医学科獣医外科学研究室 助教 2017年4月1日- 現職 |