峰重 隆幸 助教 MINESHIGE Takayuki

My Dream病理と臨床を繋げる研究をする

研究テーマ自然発症疾患の病態解明

研究分野

獣医病理学, 実験動物学, 獣医皮膚科学

キーワード

自然発症疾患, イヌ, ネコ, コモンマーモセット, 非ヒト霊長類, アトピー性皮膚炎, 皮膚疾患

卒業研究として指導可能なテーマ

イヌのアトピー性皮膚炎についての病理学的研究
コモンマーモセットの自然発症疾患についての病態解明

メッセージ

獣医診療経験から、臨床と病理の両面から病態を考察することができることが私の強みです。病気の動物、患者さんや臨床の獣医さんに寄り添いながら、難病の原因解明につながる研究をしていきたいと考えております。

学位 博士(獣医学)
資格 獣医師, 日本獣医病理学専門家
自己紹介

動物病院(主にイヌネコ)と非ヒト霊長類(いわゆるサル)の研究機関での勤務経験を経て、現職に至ります。病理と臨床を繋げる仕事をしたいと考えています。

居室のある建物総合研究棟Ⅰ号館
部屋番号S1103-1
メールアドレス mineshige atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

グローバルアグロメディシン研究センター/獣医学研究部門研究域獣医学研究部門/基礎獣医学分野/形態学系
学部(主な担当ユニット)獣医学ユニット
大学院(主な担当専攻・コース)畜産科学専攻動物医科学コース

研究紹介

イヌのアトピー性皮膚炎(AD)はヒトのADと発症時期、病変分布およびTh2細胞免疫などの点などで類似し、イヌはヒトと生活環境を共にすることから、イヌ AD はマウスモデルでは成しえない自然発症のヒト疾患モデルとしても有用性が示されています。これまでにイヌ ADの皮膚においてIL-13が細胞外マトリクス蛋白質であるペリオスチン産生を誘導し、このペリオスチンがIL-25などのサイトカイン産生を亢進させることで炎症を慢性化するという病態を明らかにしました。
近年はコモンマーモセットの自然発症疾患の病態解明を主な研究テーマの一つとしています。2020年には国内外のマーモセット飼育施設で原因不明に発生する“マーモセットの十二指腸拡張症”を臨床的および病理学的に解析し、新規疾患として国際的に提唱しました。

イヌのアトピー性皮膚炎の病変部
赤色に可視化されるペリオスチンmRNAの近傍に、青色のIL-13 mRNA陽性細胞(矢印、Th2細胞)が確認される。二重In situ hybridization法。 T. Mineshige et al., J. Vet. Med. Sci. 80(1): 103–111, 2018
コモンマーモセットのファミリー
母親だけでなく、父親や年上の兄弟も子育てに参加する。 ©︎ Copyright2021公益財団法人実験動物中央研究所 https://www.ciea.or.jp/laboratory_animal/marmoset.html

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

イヌのアトピー性皮膚炎の慢性化機序の解明
コモンマーモセットの自然発症疾患についての病態解明

関連産業分野 獣医学, 実験動物学, 獣医皮膚科学
所属学会 日本獣医学会, 日本獣医病理学専門家協会, 日本実験動物医学会, 日本マーモセット研究会
学歴・職歴 2008年 鳥取大学 農学部獣医学科 卒業
2008-2015年 関西、関東の動物病院に勤務
2015-2016年 日本学術振興会特別研究員(DC2)
2016年 麻布大学大学院獣医学研究科獣医学専攻 博士課程修了
2016-2020年 公益財団法人実験動物中央研究所 研究員
2021年- 現職