姜 興起

教授

Koki Kyo

研究テーマ

ベイズ統計学を用いてさまざまな統計データから有用な情報を抽出する統計モデル構築の方法と応用に関する研究、最近ビッグデータの利用・分析に関する研究も行っている。

My Dream

学生が統計的な手法による研究で学会に表彰される
研究分野 ベイズ型統計データ解析の方法と技術, ビッグデータの利用分析方法と応用, リスク分析と安全性管理の方法, 経済成長と景気循環に関する統計分析, 機械学習による知識獲得のメカニズムに関する研究
キーワード ベイズ統計学, 統計モデル, データサイエンス, ビッグデータ, 景気循環, 経済成長, 経済時系列解析, 機械学習, 人工知能

研究紹介

最近10年ほどの間に科学研究費助成事業の研究資金を得て、主に次の3つの研究課題に取り組んできた。まず、ベイズ的な統計理論・方法を基盤とし、経済成長の要因分析法の開発とその応用分析を行った。我々は、全要素生産性と産出量の要素弾力性を時変パラメータとみなす動的生産関数モデルを構築し、平滑化事前分布を用いたベイズ法でモデルの推定を行った。とくに、全要素生産性のトレンドにおける急激な変動の特定と推定を行うため、random grouping法を開発した。こうした方法により、全要素生産性と要素弾力性の詳細な動きが解析可能となった。次に、原油価格変動を考慮した失業と経済成長の時系列解析に関するベイズ的アプローチを開発し、日本経済の実証研究に新たな分析視角を提示した。具体的には「原油価格、失業率およびGDP成長率の間には、どのような影響関係が存在し、それらが時間の経過とともにどのように変化するのか」という問題の解明に取り組んだ。この研究は、近年急速な発展を遂げているサーチとマッチング・モデルの実証研究と位置づけることもでき、ベイズ統計学的な観点から当該分野の計量分析手法の発展に寄与した。最後に、従来の景気動向分析における種々の問題を踏まえ、景気動向指数の採用系列の妥当性を検討した。また、この研究においてはビッグデータを利用した景気動向分析に着手し、初期の研究成果を得ている。
最近、ナガイモを自動切断して播種用の種イモを省力的に生産する装置開発のためのベイズ統計モデルや機械学習など人工知能的手法の研究も行っている。

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • ベイズ型統計データ解析の方法と技術
  • ビッグデータの利用分析方法と応用
  • リスク分析と安全性管理の方法
  • 経済成長と景気循環に関する統計分析
  • 機械学習による知識獲得のメカニズムに関する研究
学位 博士(学術)
自己紹介

中国瀋陽市出身です。大学は工学系で,大学院のときから経営工学そして統計学を勉強してきました。社会経済および経営の問題を工学的なアプローチに基づいて考えることに興味を持っています。趣味は中国古典作品の鑑賞と,ドライブをしながら北海道の自然と風景を楽しむことです。

居室のある建物総合研究棟Ⅰ号館
部屋番号N3302-6号室
メールアドレス kyo atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

研究域人間科学研究部門/自然科学・体育学分野/自然科学・体育学系

学部(主な担当ユニット)

農業経済学ユニット

大学院(主な担当専攻・コース)

畜産科学専攻農業経済学コース

関連産業分野 官公庁, 農業機械, 自然科学分野, 企業のマーケティング
所属学会 日本統計学会, 応用統計学会, 日本経済学会, システム制御情報学会, 景気循環学会
学歴・職歴 1993年 総合研究大学院大学 数物科学研究科統計科学専攻 博士後期課程修了
1993-2006年 旭川大学 助教授・教授
2006年- 現職

卒業研究として指導可能なテーマ

  • さまざまな統計データ解析に関する研究