鈴木 宏志 教授 SUZUKI Hiroshi

研究テーマ発生・生殖工学の技術開発と感染症研究

研究分野 発生工学, 生殖工学
キーワード イヌ, マウス, 原虫病

研究紹介

発生工学とは、バイオテクノロジーの一分野で、動物の発生過程を人工的に制御して新しい動物を作り出すことを目指すものです。医学・薬学あるいは獣医学領域におけるこの発生工学の魅力は、興味ある遺伝子の機能を動物の個体レベルで解析可能にすることにあります。例えば、培養細胞を用いて血圧の制御にかかわる遺伝子の機能を観察することは不可能ですが、発生工学は生体の高次機構の中で遺伝子機能を直接的に解析可能な検定系を提供できますので、その解析結果の臨床研究への応用展開も容易にさせるといえます。これまでに発生工学から生み出されたたくさんの遺伝子改変マウスが、生活習慣病、癌あるいは感染症などの理解のために活用されています。これには、原虫関連疾患も例外ではありません。当研究分野では、宿主の生理機能を修飾することによる原虫感染症の予防・治療の可能性を探索しています。

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • ビタミンE欠乏誘導による抗原虫効果の検討
  • 妊娠を伴うマラリアの病態メカニズムの解析
  • マラリア感染が雄の生殖能力に及ぼす影響の解析
  • イヌの生殖工学技術の開発、特に精子、胚、卵巣の凍結保存技術の開発
  • バベシア受容体欠損ウシの樹立
学位 博士(獣医学)
自己紹介

発生・生殖工学の技術開発とこれらを応用した感染症研究をしています。アイスホッケー部の顧問です。

居室のある建物原虫病研究センター
メールアドレス hisuzuki atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

原虫病研究センター感染免疫部門/ゲノム機能学分野グローバルアグロメディシン研究センター/獣医学研究部門動物医療センター/診断検査科
学部(主な担当ユニット)獣医学ユニット
大学院(主な担当専攻・コース)獣医学専攻
所属学会 日本卵子学会, 日本寄生虫学会, 日本獣医学会, 日本生殖医学会, 日本分子生物学会, 日本熱帯医学会, 日本繁殖生物学会, 日本ゲノム編集学会, 日本身体障害者補助犬学会, 日本実験動物学会, 国立大学法人動物実験施設協議会中型動物委員会, Society for the Stude of Reproduction
学歴・職歴 昭和58年03月 北里大学獣医畜産学部卒業
昭和60年03月 北里大学大学院獣医畜産学研究科畜産学専攻修士課程修了(農学修士)
平成07年02月 東京大学論文博士(獣医学博士)
昭和60年04月 中外製薬株式会社開発研究所実験動物センター入社
平成04年02月 中外製薬株式会社前臨床研究所 研究主査
平成05年02月 株式会社CSKリサーチパーク出向
平成08年04月 中外製薬株式会社探索研究所 研究主査
平成08年04月~平成09年03月 科学技術庁放射線医学総合研究所 外来研究員
平成09年02月 中外製薬株式会社探索研究所 主任研究員
平成09年04月~平成13年03月 科学技術庁放射線医学総合研究所 客員研究官
平成09年10月 中外製薬株式会社創薬資源研究所 主任研究員
ゲノム創薬・発生工学グループ グループリーダー
平成13年04月~現在 帯広畜産大学原虫病研究センター・ゲノム機能学分野 教授
平成13年11月 岐阜大学大学院連合獣医学研究科 教授
平成14年11月~平成19年10月 東京大学大学院医学系研究科発生・医療工学(三共)講座     客員教授
平成15年11月~平成19年1月  帯広畜産大学学長補佐
平成22年04月~平成26年3月  帯広畜産大学原虫病研究センター・センター長