三浦 秀穂 教授 MIURA Hideho

研究テーマコムギの農業形質および小麦粉品質に関与する量的遺伝子座の解析

My Dream作物のストレス耐性の強化
研究分野 植物遺伝学, 植物生産学
キーワード コムギ, 遺伝子, QTL, 穂発芽耐性, 小麦粉品質

研究紹介

コムギの穂発芽とは穂についたままの種子が収穫前に発芽する現象で、世界の収穫時期が降雨と重なるような地域ではとても深刻な問題です。穂発芽被害を軽減するには、種子休眠性を強化した品種の開発が必要となります。
写真「収穫前の穂についた状態で発芽している」参照
コムギの強種子休眠性を示すコムギ品種「ゼンコウジコムギ」を解析し、種子休眠性の制御にこれまで機能が未知であった遺伝子を発見しました。この遺伝子を種子休眠の弱い品種に導入すると発芽が抑えられます。さらに新たに開発した当該遺伝子のDNAマーカーを用いることにより,コムギ栽培で問題となる穂発芽被害回避のための新品種開発に貢献することが期待されます。
写真「ゼンコウジコムギで見つかった発芽を制御する遺伝子を休眠性の弱い品種に導入すると発芽が抑えられている」参照

収穫前の穂についた状態で発芽している
ゼンコウジコムギで見つかった発芽を制御する遺伝子を休眠性の弱い品種に導入すると発芽が抑えられる

現在取り組んでいる研究テーマ一覧

  • コムギのストレス耐性強化に関する研究
学位 農学博士
自己紹介

好きな言葉;農利萬民 (木原 均)
嫌いなもの;怠け者の学生

居室のある建物総合研究棟 I 号館
メールアドレス miurahm atmark obihiro.ac.jp

所属・担当

研究域環境農学研究部門/植物生産科学分野/植物生産科学系別科/別科主任
学部(主な担当ユニット)植物生産科学ユニット
大学院(主な担当専攻・コース)畜産科学専攻植物生産科学コース
所属学会 日本育種学会
学歴・職歴 2005- 現職

メッセージ

英国の進化学者C.R. Darwinは「最も強いものが生き残るのではなく,最も賢いものが生き残るのでもなく,変化できるものが生き残る」と述べています。これから農学を学ぼうとする皆さんには、食料増産技術はもとより、環境問題,エネルギー問題などの課題解決に向けての専門性が求められます。広い視野をもって柔軟に諸課題に対処できる能力を磨いて欲しいと思います。