【公募情報】帯広畜産大学原虫病研究センター(創薬研究部⾨) 特任研究員の公募
【業務内容】
当研究室では、細胞内寄⽣性原⾍の寄⽣戦略と宿主免疫反応との攻防の解明を⽬指して研究を展開しています。我々の研究対象の⼀つであるトキソプラズマは、哺乳類や⿃類を中間宿主とし、ネコを終宿主とする偏性細胞内寄⽣原⾍です。本原⾍は中間宿主の脳や筋⾁にシストを形成し、慢性感染します。近年の研究により、本原⾍の慢性感染はげっ⻭類の⾏動変容やヒトの精神・神経疾患の発症リスクを⾼めることが報告され、動物やヒトの神経機能に様々な影響を及ぼすことが報告されています。我々はマウスを⽤いた動物⾏動学、感染病理学的な⼿法を⽤いて、トキソプラズマの感染活動期には宿主免疫反応が関与するうつ様症状の発現、感染慢性期には中枢神経系の神経伝達物質の変調による記憶能⼒の低下を明らかにしてきました。これらの解析から、宿主動物の中枢神経系がトキソプラズマ由来のエフェクター分⼦により影響を受けることが推測されますが、その分⼦の同定には⾄っていません。現在、2024年度 学術変⾰領域研究(A)共進化表現型創発「延⻑された表現型の分⼦機構解明」に参画し、トキソプラズマのエフェクター分⼦が宿主の⾏動を操作する分⼦基盤を解明することを⽬指しています。
⻄川研究室 HP: https://sites.google.com/site/nishihdlab/
⻄川研究室 X: https://twitter.com/Nishi_HD_LAB
延⻑学変 HP: https://www.extended-phenotype.org
延⻑学変 X: https://twitter.com/extended_pheno
【仕事内容・職務内容】
以下の研究に意欲的に取り組める⽅を募集します。
・ In vitro における脳神経細胞の解析や原⾍分⼦の機能解析に関する研究
・ 感染動物における脳神経系と⾏動変化の解析に関する研究
【配属部署】
原⾍病研究センター・創薬研究部⾨・⻄川研究室
【職種】
特任研究員(神経寄⽣⽣物学)
【給与】
年収 400 万円
年俸制適⽤(⽉額⽀給額 36 万円)
【勤務時間】
就業時間:8:30-17:15
休憩時間:12:00-13:00
休⽇:原則として⼟曜⽇、⽇曜⽇、国⺠の祝⽇及び年末年始(12 ⽉ 29 ⽇〜1 ⽉ 3 ⽇)
時間外勤務、その他説明:専⾨業務型裁量労働制(1 ⽇ 7.75 時間勤務とみなす)
*上記就業時間・休憩時間は参考
【応募資格】
博⼠の学位を有する者、または採⽤⽇までに博⼠の学位を取得⾒込みの者。原⾍病研究の経験は問
いません。
【雇⽤形態】
専⾨業務型裁量労働制の特任研究員
【契約期間】
任期あり(テニュアトラック以外)
⼀年ごと契約更新(3 ⽉ 31 ⽇切替)
試⽤期間なし
【勤務地】
〒080-8555 北海道帯広市稲⽥町⻄ 2 線 13 番地 帯広畜産⼤学 原⾍病研究センター
【待遇】
健康保険:あり
厚⽣年⾦保険:あり
労災保険:あり
雇⽤保険:あり
⼿当は通勤⼿当、超過勤務⼿当及び休⽇給⽀給、加⼊保険は雇⽤保険、労災保険、厚⽣年⾦及び健康
保険となり、保険料各種の⾃⼰負担分を給与から控除します。その他、北海道国⽴⼤学機構特任職
員就業規則によります。
【採⽤情報】
1名
採⽤⽇:2025 年 4 ⽉ 1 ⽇
着任⽇:2025 年 4 ⽉ 1 ⽇
*採⽤希望時期のご相談も可能です。
募集期間:2024 年 12 ⽉ 1 ⽇ – 2025 年 1 ⽉ 31 ⽇ 必着
【募集⽅法】
郵送、電⼦メール応募(nisikawa@obihiro.ac.jp )
<応募書類>
(1) 履歴書、業績リスト(発表論⽂、学会発表等)、論⽂別刷り(3報以内)
(2) これまでの研究内容と今後の抱負(A4 で1〜2枚)
(3) 照会可能な⽅2名の⽒名・所属・連絡先(メールアドレス、電話番号など)
【応募書類の返却】
応募書類はすべて当⽅にて責任を持って破棄いたします。
【応募書類の提出⽅法(郵送書類)】
〒080-8555 北海道帯広市稲⽥町⻄ 2 線 13 番地 帯広畜産⼤学 原⾍病研究センター
教授 ⻄川義⽂
*電⼦メール応募可:nisikawa@obihiro.ac.jp
【選考内容】
書類選考と⾯接(オンライン可)
【結果通知⽅法】
選考結果はメールで通知いたします。
【連絡先】
帯広畜産⼤学 原⾍病研究センター
教授 ⻄川義⽂
nisikawa@obihiro.ac.jp
【備考】
応募書類は、本公募の⽤途に限り使⽤し、提出いただいた個⼈情報は正当な理由なしに第三者へ提
供することは⼀切ありません。なお、応募書類は返却いたしませんのでご了承ください。