「とかち学」開講や新たな教育研究交流を通じて
多くのことに挑戦できるステージを提供します。

奥田 潔 帯広畜産大学長

Okuda Kiyoshi

雄大な十勝の地で,より光り輝く人間に成長することを願っています。

ここ十勝で皆さんが目にするのは,緑豊かな牧草地や雄大な畑など,いかにも北海道らしい風景でしょう。本学は,わが国唯一の国立農学系単科大学です。「獣医学・農学・畜産科学」を修めるには,机上の勉強だけではなく現場にも身近に接することが欠かせません。その点,日本の食料基地と呼ばれる十勝に位置する本学は,農畜産の学びに最適なロケーションと言えます。そんな本学では,北海道の美しい自然に憧れて入学する学生も少なくありません。2019年度の入学者は約65%が北海道外の出身者です。そこで,十勝への理解を深め地域のポテンシャルを感じてほしいと,本年度より「とかち学」を開講しました。この講義は,学外から多彩な講師を迎え,十勝の歴史,自然,産業などについて学びます。皆さんが十勝の素晴らしさを知り,充実した学生生活を過ごし,十勝に愛着をもってくれることを期待しています。

本学の特徴のひとつと言えるのが,盛んな国際交流です。南米パラグアイ共和国でのボランティア活動を通じた教育や,東南アジアでの海外実習などがあるほか,2018年度には交流協定校であるアメリカ合衆国ウィスコンシン大学の学生と本学の学生がペアになって英語のみで討論やフィールドワークを行う「Summer Joint Program」を開始しました。また,日頃から世界各国の留学生等を通じて,多様な文化に触れるなど,本学は国際的視野を広げる環境が充実しています。さらに,2019年の2月にはタイ王国最古の総合大学であるチュラロンコン大学と学術交流協定を結び,新たな教育研究交流を展開する予定です。

本学は学問を追及するだけでなく課外活動など多くのことに挑戦できる舞台です。本学に進んだ皆さんが,雄大な十勝の地で,より光り輝く人間に成長することを願っています。

所属や肩書はインタビュー当時のものです。

掲載日: 2019年8月