動物園動物の診療技術の向上を目指します

川瀬 啓祐

Kawase Keisuke

大牟田市動物園 
2014年3月 獣医学課程 獣医学ユニット 卒業
愛知県立旭野高等学校出身

北海道,牛,野生動物へのあこがれから畜大を選びました。研究室選択では,野生動物の研究をしてみたかったこと,骨に興味があったことから,解剖学教室を選びました。
この研究室で経験した解剖から骨づくりまで,近くで学べたことは,現在も大変役立っています。

動物園は大きなキリンから,小さなモルモットたちまで変わりなく診察しなくてはいけないので,産業動物と小動物をともにしっかりと学べたことは非常に良かったと思います。

以前から動物園で働くことが夢であったことと,色々と挑戦できる場所だと思ったので,大牟田市動物園で働くことを希望しました。

雌ライオンのハズバンダリートレーニングによる無麻酔採血の様子

現在は,動物園動物の飼育,診療,調査研究などを行っています。
動物園動物の診療は分かっていないことが非常に多いです。また,簡単に診察させてくれない動物も少なくありません。そんな動物たちとの生活は大変でもあり,楽しみでもあります。

また,動物を治療する時など,飼育員さんや他の動物園の獣医師の方々,研究者の方々と共に試行錯誤し,多くのことに挑戦していくことはやりがいがある仕事だと思います。

今後も,動物園動物の診療技術の向上を目指していきたいです。

ツキノワグマのハズバンダリートレーニングの様子

後輩になるあなたへ

大学生活はあっという間に終わってしまいます。
大学生活の中で得られた,恩師や先輩,友,後輩とのつながりはとても大切なものです。
人とのつながりを大切に,有意義な大学生活を送ってください。

大牟田市動物園

福岡県大牟田市昭和町163番地
http://omutacityzoo.org/

1941年に「延命動物園」として開園しました。現在も「ハズバンダリートレーニング」と「環境エンリッチメント(充実)」を取り入れ,飼育されている動物たちのストレスを減らし,心身共によりよく生活することができるよう努めています。これからも,「動物福祉を伝える動物園」として動物たちの生活の質の向上に邁進していきます。

所属や肩書はインタビュー当時のものです。

掲載日: 2019年3月