2.インターネットとは

 イミダス(集英社)によるとインターネットとは「世界中の大学、政府組織、企業、個人などのネットワークを相互接続した大規模なネットワーク、一般利用者は専用線や電話回線で接続し、情報の検索や閲覧、電子メールやファイルの送受信、オンラインソフトの入手などができる。」と記述されている。  この巨大なネットワークは、69年に始まったアメリカ国防総省の高等研究計画局(DARPA)によるARPAネット・プロジェクトにより始まった。このプロジェクトは国防総省の危機管理政策としての分散コンピュータ・システム構築を目的としたもので、この運用の中で開発された標準プロトコルが(通信規約)がTCP/IPであった。
 TCP/IPとはTCP(Transmission Control Protocol)とIP(Internet Protocol)の2つのプロトコルを組み合わせた名称で、インターネットの名称はそもそもこのIP、インターネットプロトコルに基づくネットワークを示していたが、現在ではTCP/IPプロトコルで相互接続されたネットワークの集合体を指すようになった。この2つのプロトコルは並列して存在するのではなく、IPプロトコル(一種のパケット通信方法)上をパケットの順番等を狂わさずに転送するTCPプロトコルが走ると言った、階層構造のデータ転送構造となっている。
 そしてこのプロトコルは解放されたプロトコルで特定のコンピュータ構造やOS、また物理ネットワークに依存しないことなどによりUNIXやLAN(Local area network)などの主要なプロトコルとして採用されたことにより、急速に世界中に広まり、同時にインターネットの範囲を広げることとなった。最近ではこれに加え、いわゆるパーソナルコンピュータの世界でもTCP/IPプロトコルをサポートするようになり、ますますインターネットの利用者は増加の一途にある。
ここで、若干日本におけるインターネットの歴史を紹介すると84年に始めた3つの大学をUUCP(Unix-to-Unix Copy)接続したJUNETがその始まりとされている。その後、86年にはJUNET上で日本語による電子メールと電子ニュースが使えるようになり、JUNETの参加組織も増加した。しかし、JUNETは非営利目的の大学のボランティア精神に依存したネットワークであったため数多くの遍歴を持ちながら1994年にその使命を果たし解散した。
 その間、91年に設立されたJPNICによる日本における一元的なドメイン登録体制が進められ、現在では非営利目的の学術ネットワークはもとより、93年に設立されたIIJやAT&TJensというコマーシャルサービス会社などが参入し、インターネットは研究者の通信網から誰もが利用できる情報網へと変化し、今日にいたっている。
 ここでインターネットで利用可能なサービスの主だったものを列記すると、以下と通りである。

・電子メール(electronic mail)
・ネットニュース(net news)
・テルネット(telnet)
・FTP(file transfer protocol)
・WWW(world wide web)
・Gopher
・CU−SeeMe

 インターネットで利用可能なサービスは、まだ存在するが、私の私見としてこのサービスを取り上げた。

goto home
next page