このページは,GNU Octaveの日本語版プログラムと日本語マニュアルの作成に関する作業記録などをまとめています。
Octaveのテスト版(事実上の安定版;2.1.x系統)のマニュアルには,メインの章が34もあります。 この日本語版は,一部の章については翻訳していません。 この理由は単純で,私にとって全く使う機会がない分野であるからです。 具体的には,以下の章については全く手を付けていません。 また,これ以外の一部の章にも,一部に英文が残ったままになっています。
見ての通り,Octaveのメインターゲットたる工学・化学・物理分野でよく使用される関数については,全く手を付けられませんでした。 そして今後も,私自身がこれらの章を翻訳することは無いでしょう。 できる限り翻訳した状態のソースは公開しましたので,もし興味を持たれた方が居りましたら,翻訳してみてはいかがでしょうか。
現在の訳は,日本語として意味が通じる程度のもので,わかりやすさ(日本語っぽさ,文章の親しみやすさ)が足りないと感じています。 また,用語が一貫していなかったり,かなり意訳したりもしています。 さらに,誤訳や,無理な訳も残っています。 もし,明らかな間違いや問題点を発見しましたら,増田まで連絡頂けると,次の翻訳に反映できるかもしれません。
Octaveでは,印刷用マニュアル,オンラインドキュメント,関数類のオンラインヘルプは,すべて同一のメッセージから作成されています。 これを実現する関係上,このメッセージはコードと完全に分離されることなく,ソース中に分散して埋め込まれています。 また,エラーメッセージ等も,各々のソース中にリテラル文字列として散在しています。 従って,メッセージの翻訳を行うには,ソースを直接編集する必要があります。
現在Octave Forgeでは,関数類のヘルプを翻訳し,利用者の言語環境に合わせて表示するプロジェクトが提案されています。 しかし,まだ実用には至っていません。 さらに,これはオンラインヘルプ向けのようで,一般のエラーメッセージ等を翻訳するプロジェクトではないようです。
このような状況から,単純に「メッセージを書き換える」ことによって,ad hocに日本語訳を敢行しました。 本来であれば,多言語環境に完全対応するように,ソースを書き換えればよいのでしょうが・・・。
翻訳は,増田が行いました。 私がOctaveを利用する機会としては,以下の場合があります。
扱う問題は,主に線形方程式(統計技法を応用した結果の方程式)を解くことです。 基本的な利用に留まっていますので,自ずと訳すことのできる分野にも限界があります。