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3.1 組み込みデータ型

標準の組み込みデータ型は,実数および複素数型のスカラと行列,範囲,文字列, およびデータ構造体です。さらなる組み込みデータ型が,将来のバージョンにお いて追加されるかもしれません。もし,現在のところ組み込みデータ型として提 供されていない特殊な型が必要であれば,あなた独自のユーザ定義型を書くこと を決心し,それをOctaveの将来のリリース配布に向けて寄贈してください。


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3.1.1 数値オブジェクト

Octaveの組み込み数値オブジェクトには,実数および複素数のスカラと行列が あります。すべての数値データは,現在,倍精度数値として保持されます。IEEE 浮動小数点書式を利用するシステムにおいては,とりうる数値は,およそ までの範囲で保持することになり,相対精度は,およそ となります。 正確な値は,それぞれrealminrealmax,およびeps という変数によって与えられます。

行列オブジェクトは任意のサイズをとることができ,動的に変形したりサイズ変更 することができます。さまざまな添え字機能を利用することにより,個々の行や 列,部分行列を抜き出すことが容易です。インデックス式を参照してく ださい。

さらなる情報を得るには,数値データ型を参照してください。


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3.1.2 欠損データ

Built-in Variable: NA

欠損値を表す。

Mapping Function: isna (x)

xの要素がNA (欠損値)であれば1,それ以外は0を返す。 以下に例を示す。

 
is_NA ([13, Inf, NA, NaN])
     ⇒ [ 0, 0, 1, 0 ]

Mapping Function: is_nan_or_na (x)

xの要素がNaNあるいはNA (欠損値)であれば1,それ以外は0を返す。 以下に例を示す。

 
is_NAN_or_NA ([13, Inf, NA, NaN])
     ⇒ [ 0, 0, 1, 1 ]

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3.1.3 文字列オブジェクト

Octaveにおける文字列型は,ダブルクオーテーションもしくはシングルクオーテー ション記号でくくられた文字の並びから構成されています。内部的には,Octaveは 現在,文字列を文字の配列として保持しています。行列オブジェクトで動作する 添え字の操作は,文字列に対しても動作します。

さらなる情報を得るには,文字列を参照してください。


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3.1.4 データ構造体オブジェクト

Octaveのデータ構造体型は,さまざまな型の関連するオブジェクトを結びつける 助けとなります。現在の実装では,結びつけた配列の添え字には文字列しか使え ませんが,文法はC言語の構造体に近いものになっています。

さらなる情報を得るには,データ構造体を参照してください。


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