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2.6 Octaveで書かれたプログラムの実行

いちどOctaveを習得してしまえば,`#!'スクリプト機構を使用して,自己完結型 のOctaveスクリプトを書きたいと思うかもしれません。これは,GNUシステムおよび多 くのUNIXシステム(1)で実行できます。

たとえば,以下のような行を含む`hello'という名前のテキストファイルを作成 してみます(ここでoctave-interpreter-nameは,お使いのOctaveバイナリの完 全なファイル名で置き換えるべきです)。

 
#! octave-interpreter-name -qf
# a sample Octave program
printf ("Hello, world!\n");

このファイルを(chmodを用いて)実行可能にした後,シェルから単に以下の ように入力できます。

 
hello

システムは,以下のように入力したかのようにOctaveを実行する手はずを整えるで しょう。

 
octave hello

`#!'で始まる行は,実行すべきインタプリタのフルパス名と,インタプリタに 渡すコマンドライン引数を並べて項目リストとします。オペレーティングシステムは, 与えた引数および実行したプログラムの引数リストをつけてインタプリタをを実行し ます。このリストの最初の項目は,Octaveプログラムの完全なファイル名です。項目 リストの残りは,Octaveのオプション,あるいはデータファイル,またはその両方を とることができます。`-qf'オプションは,通常の起動時メッセージの表示を抑 制し,特定ユーザの`~/.octaverc'ファイルの内容に依存して異なる挙動をしな いようにするため,ふつうは,単独で実行するOctaveプログラムにおいて指定されま す。これについて,Octaveの起動を参照してください。オペレーティング システムの中には,`#!'の後に認識される文字数に制限があるものがあるかも しれません。

自己完結型のOctaveスクリプトは,プログラムをOctave言語で記述する知識のない ユーザが実行できるプログラムを書きたいときに役立ちます。

実行可能なOctaveスクリプトを,コマンドライン引数をつけて実行するならば, その引数は組み込み変数argvとして利用することができます。これにつ いて,コマンドラインオプションを参照してください。たとえば以下のプロ グラムは,それを実行するために使用したコマンドラインを再生産するでしょう。

 
#! /bin/octave -qf
printf ("%s", program_name);
for i = 1:nargin
  printf (" %s", argv{i});
endfor
printf ("\n");

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