スリランカ国を訪問し、家畜衛生に関する現地調査と牛バベシア病や牛タイレリア病についての研究打ち合わせを行ってきました。

11月19日(土)から23日(水)まで、原虫病研究センター・横山直明教授とThillaiamapalam Sivakumar(シバクマール)博士の2人はスリランカ国の各獣医事務所を訪問し、臨床獣医師や行政獣医師らと、牛バベシア病や牛タイレリア病についての意見交換と共同調査研究を実施してきました。
また、22日(火)にはスリランカ国政府主催の授与式が開催され、下記の論文のスリランカ国側の共同執筆者らがスリランカ科学論文大統領賞(President’s Awards for Scientific Publication-2014)を受賞しました。

Sivakumar, T., Hayashida, K., Sugimoto, C., and Yokoyama, N.: Evolution and genetic diversity of Theileria. Infect. Genet. Evol., 27:250-63, 2014.

Sivakumar, T., Tattiyapong, M., Fukushi, S., Hayashida, K., Kothalawala, H., Silva, S.S., Vimalakumar, S.C., Kanagaratnam, R., Meewewa, A.S., Suthaharan, K., Puvirajan, T., de Silva, W.K., Igarashi, I., and Yokoyama, N.: Genetic characterization of Babesia and Theileria parasites in water buffaloes in Sri Lanka. Vet. Parasitol., 200:24-30, 2014

本事業は、文部科学省・科研費(26257417)の支援のもと、2018年3月まで実施されます。

20日(日)〜21日(月):スリランカ南部ゴール(Galle)

ゴール市内の酪農家を訪問し現地視察を行いました。また、獣医調査局と家畜診療所にて、臨床獣医師らと意見交換と研究打ち合わせを行いました。

1)農家訪問
左:農夫より話を聞くSivakumar博士と横山教授
右:ダニの吸血を受けた牛の顎体部

2)獣医調査局訪問
左:Veterinary Investigation OfficerのNiluni獣医師と意見交換するSivakumar博士と横山教授
右:Veterinary Investigation Officerのスタッフとの集合写真

3)家畜診療所訪問
上:Veterinary Surgeon’s OfficeのAbeysekara獣医師と意見交換するSivakumar博士と横山教授
下:Veterinary Surgeon’s Officeのスタッフとの集合写真
  
22日(火):スリランカ西部ニゴンボ(Negonbo)

ニゴンボ市内のホテルにて、これまで共同研究を行ってきた獣医師らと意見交換と研究打ち合わせを行いました。
また、Thillaiamapalam Sivakumar博士を含むスリランカの共同研究者らは、同日にコロンボ市内でスリランカ国政府が主催した授与式に参加し、スリランカ科学論文大統領賞(President’s Awards for Scientific Publication-2014)を受賞しました。


上:共同研究者らとの研究打ち合わせ:左からSivakumar博士、Kothalawala博士 (Veterinary Research Institute, Kandy)、Vimalakumar臨床獣医師(Jaffna)、及びKanagaratnam 臨床獣医師(Kilinochchi)
下:President’s Awards for Scientific Publicationを受賞したスリランカ共同研究者らの記念写真

23日(水):スリランカ西部ガンパハ(Gampaha)

ガンパハ市内の酪農家を視察し、家畜診療所の臨床獣医師と意見交換を行いました。

左:酪農家の視察
右:Veterinary Surgeon officeのWickramathilaka獣医師(元JICA研究生のニランティ-さん)との記念写真