論文発表

原虫病研究センター・診断治療研究部門・高度診断学分野・五十嵐郁男研究室が研究成果を発表しました。

バベシアとタイレリアは赤血球に寄生し、家畜に大きな経済的被害を与えているため、安全で治療効果の高い薬剤の開発が求められています。本研究では、ハンセン病の治療薬であるクロファジミンの両原虫感染に対する治療効果について検討を行いました。その結果、クロファジミンは培養原虫に対して優れた増殖抑制効果を示しました。更に、マウスを用いた治療実験により、高い治療効果が認められました。今後の研究により、家畜のピロプラズマ病の新たな治療薬として実用化される事が期待されます。

Clofazimine inhibits the growth of Babesia and Theileria parasites in vitro and in vivo.

Tuvshintulga Bumduuren, AbouLaila Mahmoud, Davaasuren Batdorj, Ishiyama Aki, Sivakumar Thillaiampalam, Yokoyama Naoaki, Iwatsuki Masato, Otoguro Kazuhiko, Ōmura Satoshi and Igarashi Ikuo., Antimicrobial Agents and Chemotherapy.2016 Feb 16. pii: AAC.01614-15. [Epub ahead of print]


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