雑誌掲載(原虫病研究センター長 井上 昇教授)


          雑誌「獣医師」の概要
          「モンゴル 若い獣医師の会」発行・2013年創刊・年6回発行・発行部数2,000冊程度
          読者:獣医・畜産関係者・遊牧民

特集号・巻頭インタヴューの概要

OIEリファレンスラボラトリー、JICA-SATREPS プロジェクト代表
博士・獣医師 井上昇

若い人たちにとって、地方の現場で経験を積むことは貴重な財産になる

記者:科学をはじめとし、多くの分野でわが国と共同し、支援するJICAの皆様に対しても先生方を通じて、感謝をお伝えしたいと思います。今回は、獣医学分野で実施されるSATREPSプロジェクトを中心にお話をお聞きしました。今後も、プロジェクトの成果、牧民や獣医師に向けた情報発信の際のパートナーとして本誌をご活用ください。インタビューの締めくくりに、読者に呼びかけたいことはありますか。

井上教授:繰り返しになりますが、若い獣医師に、地方の現場で仕事をしてください、とお伝えしたいです。私たちも地方の調査で、非常に多くのことを学んでいます。地方では生活が大変で、仕事もないように思われるかも知れませんが、自分を試すつもりで飛び込んでほしい。地方の現場での経験は、自分への投資で、貴重な財産になる。地方で仕事をするなかで、多くのことを知り、多くの問題を見つけることができます。畜産業界が直面している多くの課題をともに解決するために、獣医学研究所という組織があり、連携もできる。そこでは多くの重要なアイデアが生まれていて、今後もプロジェクトが実施されます。若い人にはどんどん地方に出てもらいたい、そのことを呼びかけたいですね。

記者:そのとおり。若いうちに自分を試し、経験を積むべきです。呼びかけをありがとうございます。皆様の研究のご成功をお祈りしています。

井上教授:ありがとうございます。あなた方の雑誌を通じ、今後も様々なことを議論できればと思います。プロジェクトの進捗状況についても記事を通じて牧民や獣医師の皆さんに伝えていただければ非常に助かります。あなた方のお仕事の成功をお祈りしています。