強化合宿:カムエク  八の沢下降尾根往復

 05/12/30-1/2
V3 青木 A3金川 A2諸戸 師田

《計画》
・行動予定4泊5日、アタック時の悪天候用の停滞3日
・山行にはわかんまたはスノーシューを使用する
・食糧はぺミカンと乾燥野菜で持っていく(一日目は豪華にナベ)

一日目:札内ダムまたはピョウタンの滝に車ーあかしやトンネルまで歩きそこから先はワカンとスノーシューー八の沢出合の尾根取り付きでC1
二日目:C1-1570あたりでC2
三日目:C2-カムエク手前のコル(1730)でC3
四日目:C3-カムエクアタックー同ルート下山ー八の沢出合か七の沢の林道終点でC4
五日目:C4-林道ー車

《記録》

12/30 快晴
6:30 札内ダムの覆道ないのゲート前に車を止め歩き出し
7:45 札内ヒュッテ休憩 コイカク沢までトレースがあった ヒュッテの次の長いトンネルをすぎてワカンをつけるが雪は少なめだと思う。林道終点までは車から5時間ほどかかった。予定の八の沢分岐まで左側をずっと行くが、最後のほうがガケガケで歩きにくく、また雪が少なく渡渉もできず、苦労する
この時渡渉しようとして師田の片足が水につかる
15:30 637分岐でテンバC1
12/31 快晴
6:30 歩き出し 昨夜から非常に寒かった
9:15 渡渉に苦労しながらも尾根取り付き 最初の急登でさらさらのグラニュー糖雪に苦労する。特に師田、青木のスノーシューは登りでは辛いらしい。諸戸が雪と、孤独な戦い
15:30 1200 尾根の広くなる手前C2
1/1 快晴
6:30 歩き出し  30分くらいで初日の出きれいだけどちょっと微妙でもある
8:30 1570 下山していく単独の人とすれ違う
12:00 ピーク直下のコル アタック装備にする
13:00 カムエクピーク 途中北大ワンゲルに会う ピークは晴れていてとてもよく見える、帯広からすぐ近くなんだと実感
13:45 コルのテンバに戻り、C3  ご飯を作っていると、師田がとても足が痛いといい、見てみると足の指ほとんどが凍傷で変色していた。翌日早く帯広に帰り病院に行くことにする
1/2 くもり時々晴れ、のち雪
6:40 歩き出し 風が強いと思い、着込んでいたが結構暑くなってきた
12:00 八の沢出合
14:30 林道  ここに来るまでまた師田と青木が水につかる
19:00 師田、諸戸車着  そのまま厚生病院の救急センターへ即入院  (青木、金川40分遅れで車着)


《反省》
  今回の山行では、師田君がひどい凍傷になるという事故がありました。3日目の夜に気づいたときには既に悪い状態であり、もっと早く分かっていたら・・・・と後々ながら後悔しています。足の痛さを必死でこらえて下山後、幸い指切断には至りませんでしたが、治療には半年はかかるそうです。山岳部復帰もまだ先になりそうです。
  凍傷の原因としていくつかあると思いますが、まず、きつい靴を履いていたこと。これにより指先が動かせずにずっと冷たいまま我慢しなければならなかったことが大きいと思います。そして、昨年の強化合宿でも親指が凍傷になっており、その時に周りが軽く見すぎていたことがいけなかったと思います。昨年にきつい靴は凍傷につながる、とはっきりさせておけば今年の凍傷は防げたはずです。
  また、山行メンバーがお互いをよく見ていなかったことも原因でした。2、3年生だけの山行であったのでほとんど本人まかせでやっていて、渡渉時に足が濡れたことや、足の状態などは後になってから知った・・・・といのうのは本当にあってはならないことでした。ルートの判断など、ある程度は個人個人でしても、みんなが確認し合い、声をかけあって、互いの状態を把握するのは最低限必要なことでした。
  年末は特に気温が下がり、足の指が動かせる靴を履いていても指が凍ったようにジンジンしていました。その寒さで凍傷もひどくなってしまったのだと思います。

後輩の方へ
  プラブーツを買うときには慎重に選びましょう。安いのに飛びつかない!自分の足より大き目のサイズで、靴下を二重にはいても余裕があり、靴の中でグーチョキパーができるくらいがいいそうです。ただあまりに大きすぎるとスキーのときにすぐに脱げてしまうので、適度な大きさで。夏山登山靴も慎重に選んでください。
  足や手が冷たいと思ったら我慢せずに周りに知らせ、自分でもきちんと様子をみること。感覚がなくなってしまうと悪化するまで本人でも気づかないようです。凍傷になると、テントの中であたためるとものすごい痛みを感じるようです。本当は温めないほうがいいのですが温めてしまったら速やかに下山しましょう。いや、温めなくても下山しましょう。凍傷は凍らせたままの状態で病院に行き、病院で適切な治療をしてもらうのがベストです。ただし、水泡が破れた場合は傷口から何らかの菌が入る場合があるので、消毒をしないといけないそうです。(凍傷に限らず、ほとんどの切り傷など、軽くみないですぐに消毒すること)


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