第4回派遣活動 - その8 -

現在フィリピンで行われている派遣活動について、現地からリアルタイムで報告します。下から古い順になっています。以前のものについては下のリンクからたどってください。

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第4次隊の派遣スケジュール

9月12日(水) 隊員の活動報告

 DTRIに来て早くも1週間が経ちました。飼料のCP分析も残すところあと少しとなりました。
 他の活動と共に、Final presentationに向けての準備も進めているところです。DTRIは午後4時30分までしか利用できませんので、自分たちの終わらせたいと思っていたところまで終わらない日もあり、思うように実験が進まないことに歯がゆさを感じることもあります。
 あと残り4日、1日1日を大切に、また、ホームステイを楽しみながら、頑張っています。
 写真は、実験中の一こまです。



報告:茂木・梅本隊員

9月10日(月) 隊員の活動報告

 こんにちは。
 久しぶりにマニラに帰ってきました。
 写真は、9月5日(水)大林隊員の前座でやらせていただいたセミナーの様子です。
 CDT(Cooperative Dairy Technician)を対象として、経済的にディッピング液を置くことが、農協にとっても酪農家にとってもプラスになるということを私が説明しているところです。



報告:黒田隊員

  この写真は、アルマンさん自身が人工授精をしている所です。
 乳質班の私にとっても参考になりました。
 


報告:河野隊員

 元気に活動しています。
 写真は、直腸検査をしているところです。繁殖班として重要な活動の一つですが、日本の乳牛と比べ、体格が違いますので、ちょっと手間取りました。
 


報告:高瀬隊員

 

9月6日(水) 学生隊員からの報告

活動報告: 梅本、茂木隊員(飼料班)

 9月3日(月)にSariaya(梅本), Tiaong(茂木)からLos Banos に移動し、DTRIでCPの分析を始めました。
 Los Banosでは、Ethelさんのお宅にホームステイさせていただくことになり、生活の変化に毎日驚き、楽しみがいっぱいです。特に、シャワーでお湯が出ることや、洗濯機や電子レンジがあること、また、ビリヤード台が玄関先にあることに2人して驚きを隠せません。Los Banosは、今までステイした地方に比べ都会という感じです。
 DTRIでの実験は、時間と手間がかかりますので2人で協力して進めています。私達飼料班としての活動方針は、濃厚飼料が高価なため、粗飼料の質を高めることで濃厚飼料を補えないかという考えを基にすることとしました。それ故に、まずは、濃厚飼料、ネピアグラス、およびマメ科植物のCPを分析、比較することとしました。ネピアグラスについては、刈取り後、保存する場合、その保存の仕方によってどのように栄養価が変化するかも調べる予定です。また、給与している濃厚飼料、ネピアグラス、マメ科植物の割合の異なる牛群において乳量を比較することで、マメ科植物を与えることの重要性を示したいと考えています。DTRIの実験器具は、事前研修で扱ったものと多少異なりますので、戸惑いつつも、アンディさんやアイオニさんの協力を得て、順調に活動しています。

 

9月5日(水) 学生隊員からの報告

活動報告: 田原隊員

 活動開始から2週間以上がたちました。
 つたない英語と少しのタガログ語で会話を楽しみつつ、毎日DTRIで活動しています。
 祝日などの関係で結果的に中間報告前の活動日数が予定より短くなってしまいましたが、今までのそれぞれのステイ先農家などでの活動の経過、今後の活動方針についてパワーポイントを用いて報告しました。
 私は、中間報告までにDTRIとサンフランシスコのデータを用い、簡単な基礎統計量(乳量、乳成分、産次、初産時月齢などについて)を算出し、両牛群の比較を行いました。
 今後は、DTRIで蓄積されたデータを用い、遺伝率の推定をする予定です。

 今週から梅本・茂木両隊員(飼料班)もDTRIで飼料の分析を開始しました。
黒田・高瀬・河野隊員も充実した活動をしています。ローカルコーディネータのエルモさんに、隊員の近況報告を集めていただきましたので報告します。 梅本・茂木両隊員は、今週からずっとロスバニョスに滞在しますので、後で本人から報告してもらいます。


活動報告:河野隊員

 先週の金曜日には、中間報告会が行わました。前半の活動内容とこれからの方針について報告しました。私は乳質を低下させている原因について報告しました。そのひとつの要因として乳房炎が多くの農家で認められます。搾乳牛を2〜3頭飼育する農家が一般的なフィリピンでは、一頭あたりの乳量も少なくなり、多くの農家が苦しい経済状況であることがわかりました。それ故に、乳房炎による経済的な損失は、見逃すことができないことを再認識しました。
 中間報告会後は、ホームステイさせていただいているアルマンさんの農場でCMTを行い、乳量をチェックするほか、ミルカーなどを、きちんと洗浄することの重要性を話し合って実行していただくことが主な活動内容となっています。


活動報告:黒田隊員

 フィリピンに来て早くも20日が過ぎました。私の活動は、毎日ジェマさんの家のCMT(California Mastitis Test)と乳量をチェックすることです。ジェマさんの家の乳質は、他の農家よりも良いことがこの前の検査で判明しました。このままの乳質を維持することが他の農家の今後の目標になってきます。搾乳方法の指導については、私が言うことに耳を傾けていただき、それを実践してくださることが本当にうれしく思います。具体的は、前搾りのタイミングを早め、極力、水を使わない乳頭の清拭、マシンストリッピングをやめるということを実践しています。また、イソジンうがい薬でディッピング液を作り、使用するようにしました。
 他の活動として、今週の水曜日には、CDT(Cooperative Dairy Technicians)を対象としたセミナーに参加します。CDTとは、人工授精をはじめとした酪農の知識のある普及員のような人たちです。このセミナーに、私は正規隊員の大林さんのアシスタントとして参加させていただきます。
 また、ジェマさん以外の家でも、CMTを行っています。結果のあまりよくない農家が多く、今後、どうすれば彼らが正しい搾乳方法を実践するようになるかを考える必要があります。
 これから2週間弱、ジェマさんのお宅にお世話になり、活動を継続する予定です。


活動報告:高瀬隊員

 雨季だというのに、最近、晴れた日が続いています。カウンターパートのセサルさんと一緒にバタンガスの農場をまわっています。農場ごとに規模や飼養形態が違います。繁殖面に関しては、空胎期間が長いところが多く、初回授精が遅いなどの問題があります。農場によっては、CIDR(発情を誘起させる挿入具)を用いた定時授精プログラムを実施し、積極的に空胎期間を短くしようとしているところもありました。
 フィリピンでの活動期間は、残り少ないですが、体調に気をつけながらがんばっていきます。

子牛の哺乳風景

 

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