第4回派遣活動 − その4 −

現在フィリピンで行われている派遣活動について、現地からリアルタイムで報告します。下から古い順になっています。以前のものについては下のリンクからたどってください。

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第4次隊の派遣スケジュール

8月24日(金) 田原です。

昨日ニノイ・アキノ国際空港におられる三好先生から最後にお電話がありましたが無事帯広に到着されたでしょうか?

今日は隊員全員がロスバニョスに集まり狂犬病2度目の接種後、今後の活動方針について発表する予定です。

私は昨日1日をDTRIでデータを編集する作業に費やしました。

報告:派遣隊員 田原

 

8月22日(水) この1週間の行動報告(茂木佑香里)

8/15

フィリピンに着いて早々、台風の影響で洪水があったらしく交通が麻痺し、大渋滞に巻き込まれましたが、なんと言っても私は、今、フィリピンにいます!

車窓から通り過ぎるもの全てを見逃したくなく、瞬きするのも惜しんだほど、この町は、新しい発見に満ちていました。私は、あっちを見ては、こっちを見るといった感じでした。

また、街中の雰囲気は全く違うのですが、日本を連想させるようなものもマニラの街に溶け込んでおり、私の興味を益々くすぐりました。

この日はJICAのフィリピン事務所で私たちのスケジュールを確認し、様々なオリエンテーションを受け、夜はカウンターパートの方々に対する自己紹介の文と活動方針を考えまいた。英語やタガログ語に触れる機会が増え始め、じわじわとフィリピンにきたという思いが私の中に広がってゆくのがわかります。

8/16

日本人会クリニックで、日本では、接種することができなかった狂犬病の予防接種を受け(フィリピン滞在中にあと2回接種の予定)、油断は禁物ですが、やや気持ちが楽になりました。次いで、PNVSCA(ボランティア調整局)、NDA(国家酪農局)でオリエンテーションを受け、フィリピンの現状等を教えてもらいました。フィリピンは、銃の保持が許されていますし、貧富の差が激しいということで、危ないイメージが強かったのですが、一見、意外と気さくな人達が多く、皆さん笑顔が素敵です。

何事もないことを祈りつつがんばります!!

8/18から

この日からいよいよホームステイが始まりました。毎年、学生隊員を受け入れていただいているだけに、みなさん慣れておられているようでした。とっても素敵な御家族で毎日おいしいご飯と笑い声に包まれて生活する日々がこれからも続くでしょう。

こっちでの生活の方が健康なのでは?と思うくらいです。毎日、5時に起きて、みなさんと行動をともにさせていただき、朝食→おやつ→昼食→おやつ→夕食のあいまに牧場の仕事を見学、おしゃべり、自分の今回の活動内容を煮つめたりと、かなり充実しているように思えます。21日からは、ご飯の用意を手伝い始め、フィリピン料理を覚えようとしているところです。

現地にきて困ったことといえば、ネットがつながらないことと、虫が多いことくらいでしょうか。当初はトイレに便座がないことや、シャワーしかない生活に、やはりとまどいを隠せなかったですが、今では気にならない・・・順応しつつあるのでしょうか。

もちろん毎日英語のみならず、タガログ語も片言ですが使い始めています。母音が日本と同じ「あえいおう(順番は異なる)」ですので、日本人がとり取り付きやすい言語かも知れません。

報告:派遣隊員 茂木佑香里

 

8月22日(水) この1週間の近況報告(河野佑樹)

8/14

13日に帯広を出発し、成田で一泊して、翌14日にマニラに向かいました。マニラ市内は、スコールで洪水状態となり、交通渋滞となっていまし。そのため空港からJICAフィリピン事務所までの約12キロに約1時間かかりました。事務所ではこれからのスケジュール等の説明を受けました。意外とマニラのほうが涼しく、過ごし易いように感じました。

8/18から

ホームステイが始まりました。私のホームステイ先は、去年も3次隊を受け入れていただいたアルマンさん宅です。去年に派遣された隊員のことをはっきり覚えておられました。マニラでは、フィリピンは過ごしやすいと思っていましたが、台風通過後は、晴天の日が続き、暑さと湿気がひどくなってきました。

アルマンさん宅は、ホームステイに慣れているせいか、タガログ語のまったくできない私たちに暖かく接してくれています。カメラを出すと子供たちが寄ってきますし、フィリピンの人たちは、とてもフレンドリーなように感じます。

アルマンさんに広大な農場内を案内してもらいました。マンゴスチン、ココナツ、バナナなどの木が自生し、その陰では牛が休んでいました。 搾乳風景も見学させてもらいました。搾乳牛は、12頭しかいませんが、フィリピンでは大きい規模だそうです。

少しづつ、生活に慣れ、これからの活動を行って行くつもりです。

報告:派遣隊員 河野佑樹

 

8月22日(水) 近況報告(梅本理恵)

ジェマさんのお宅にステイしてから5日が経ってしまいました。私は、英語が得意でなく、会話が出来るかと非常に不安でした。ところが、ジェマさんのご家族は、とても親切で、私たちがホームステイを楽しめるようにとても考えてくれていました。そのおかげで、私たちは1日目から多くのことをわかりやすい英語で話したり、タガログ語を教えていただきました。

このような状態でしたので、着いた次の日から、私たちはパルコーンで、大林さんと一緒に仕事をすることになりました。この数日間は、JICAから支給されたエコミルクを用いて乳成分を調べたり、パルコーンへ来る農家のための掲示板の貼り変えや一部の作り直しを手伝っています。バソイさんの農家では、牛の耳にタグを付けるのを見学しました。また、ジェマさんの農場を見学したり、毎日、午前午後4時30分に行う搾乳を見学し、搾った牛乳をパルコーンまで運んだり、除角を見たり、濃厚飼料および粗飼料は何を給与しているかを聞いたりしています。マロゲリーブスという、濃厚飼料と混ぜて与えている葉を毎日摘みに行ったりもしています。

生活面では、ジェマさんの料理は、どれも非常においしく、毎日のご飯がとても楽しみになっています。ジェマさんの姉のアミーさんの子供たちは、みんなかわいく、恥ずかしがりやですが、タガログ語の本を一緒に見るようになり、少しずつ距離が縮まってきました。8月20日にジェマさんと子供たちと一緒に散歩しながら家の近くを案内してもらいました。

バナナの木・花や、ランブータンの木やアーティスの木、アボカドの木、パパイヤの木・花、やしの木・花を初めて見ました。また、8月19日には、大林さんにセレナのショッピングセンターへ連れて行っていただき、買い物をした後、大林さんのホームステイ先で、ココナッツを木から採るところを見せてもらうことができました。また、これも初めてですが、ココナッツジュースを飲み、実も食べさせてもらいました。

報告:派遣隊員 梅本理恵

 

8月22日(水) この1週間の近況報告(黒田恒平)

フィリピンに来て約一週間が経過しました。前半は、PNVSCA(Philippine National Volunteer Service Coordinating Agency 国家ボランティア調整局)やNDA(National Dairy Authority 国家酪農局)を訪問し、フィリピンのボランティアと酪農事情について講義を受けました。フィリピンは、途上国の中では発展している国ですが、まだまだ援助が必要ということでした。JICA以外にも韓国、ドイツなど様々な国がフィリピンを援助しているようです。

17日からは、ホストファミリーの家に滞在しています。私は酪農が盛んなsariayaという町のGemmaさんという酪農家の家に滞在しています。この農家では、全部で、13頭の乳牛を飼育しており、現在そのうち4頭が搾乳されています。搾乳は、最近JICAから贈られたミルカーを使っており、大変きれいなミルカーでした。

しかし残念ながら搾乳の手順には、違和感があります。例えば、ミルカーの向きもまちがって装着している状態でした。他の手順も、水をバシャバシャかけて洗う、エアーが入る、マシンストリッピングをやるというような点が見受けられました。ちなみに、搾乳後、搾られた牛乳は、各酪農家がバイクで PALCON農協まで運んでいき、バルククーラに入れることになっています。また、乳牛の種類は、酪農家によってまちまちで、ブラーマンという、耳がたれて大きいのが特徴の乳牛のほかにブラーマン、サヒワール、ホルスタインなどがかけ合わさった混血種が多く見られました。

私の現在の生活は、朝4時に起床し、搾乳を見ることで始まり、9時ごろにPALCONに行くというスケジュールです。PALCNでは、正規隊員の大林さんがおられ、私と梅本隊員も一緒に働かせていただいています。私たちがやっていることは、EKOMILKという機械を用いて乳質の分析や牛乳の体細胞数の結果をグラフ化し、掲示板に貼る一連の作業を手伝っています。

他の酪農家をまわることもあり、昨日は、耳標付けを見学しました。現在、大林隊員は、耳標付けを奨励しています。耳標のシステムは日本と違い、たとえば、369AFであれば396という乳牛の初産のメス牛であるということがわかるようになっています。この場合、Aはアルファベットの一番始めなので、初産だということがわかり、3回目の分娩で生まれた牛は、Cになるという仕組みです。また、Fは、 Female、MはMaleという意味で雌雄を識別しています。

この他にも、この1週間でGemmaさんや大林隊員に様々な場所へ連れていってもらいました。たとえば、バナナ農園、サンパギータ農園などです。サンパギータの花はsariayaの特産品のひとつであり、これは香水を作るために使われています。また、ココナッツ取り名人が木に登ってココナッツを収穫する様子や、ブタの交尾を見たりで、日本では見られない様々な経験をしています。さらに、多種多様なトロピカルフルーツを味わうことができ、どれもおいしいです。ランブータンが私のお気に入りの果物です。

フィリピンで今後どのような活動をしていくかは、まだはっきりしていませんが、乳質を上げることが、経済的に利益になるということを彼らに示すことができればよいと考えています。

報告:乳質・乳房炎班 黒田恒平

 

8月23日(木) 三好教授最後の報告

10時頃、測定したところ、気温30℃、湿度70%でした。

昨日で実質的な引率教員の役目は修了したことになりますが、昨日の夜、隊員の一人が深酒をしたとの連絡があり、空港から電話で厳重に注意をしておきました。

他の隊員にも健康に注意して頑張るように伝えて、飛行機に搭乗しました。機内から見たルソン島は、全体的に厚い雲に覆われていました。きっとこの下で隊員たちは、頑張っているものと思います。

定刻より若干遅れて成田につきました。あす、2時頃に帯広に帰る予定でいますので、引率教員としての報告はこれで終わりにします

ルソン島上空ルソン島は雲でおおわれていました。

報告:三好(引率教員)

 

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