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食に関わる現状と課題

 今日、食のグローバル化は急速に進展しており、食の安全確保のためには「国際標準」に基づいた迅速な対応が求められていますが、スピーディーに変化する国際状況を掌握・理解し、対応できる人材育成が十分ではないのが実情です。具体的には、食の安全確保のための国際標準化の方向付けや作業に貢献できる人材、国際標準化へ迅速に対応しわが国の水際で活躍できる高度な実務リーダー、さらに、途上国における食の安全確保のための国際標準を教育、普及する人材の育成が急務となっています。

 ここで用いられる「国際標準」とは、「食の安全性確保」のために国際社会において求められる標準的科学技術水準、制度的水準と定義されます。具体的には、農場から食卓までの「食の安全性確保」のための標準的な「リスク分析」に基づく家畜・食品の衛生管理技術(HACCP、トレーサビリティ等)、国際的規制(SPS協定等)を内容としますが、必ずしも教育内容として国際標準が確立しているわけではないので、本教育プログラムによって国際的に通用する標準的な教育内容の構築を図ります。