d 帯広畜産大学 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)

活動記録

第1回 10月3日(火) 講師 炭谷 茂(前環境省環境事務次官)


テーマ 世界の環境と畜産

内 容 
 自然環境は、地球温暖化や生物種減少などにより地球レベルで急激に悪化しています。これまで長年にわたる環境省での実務経験をもとに、モンゴル遊牧による環境破壊、中国の食糧需要増加による資源浪費などの自然環境悪化事例を紹介します。そして、環境政策の基本方針、牧畜を生かした環境福祉事例などを説明し、これからの環境保全と畜産について考察します。

 「国際比較畜産論」第1回目は,公開講義として前環境省環境事務次官の炭谷 茂 氏を講師に招いて行われました。本科目は,現代的教育ニーズ取組支援プログラムで採択された「国際貢献を担う人材育成のための連携教育」の関連科目です。

 当日は,受講学生約60名,一般市民10名,本学教職員5名の合わせて約80名の受講者が熱心に「世界の環境と畜産」のテーマに耳を傾けていました。

 自然がそのまま残っていると思われたモンゴル遊牧による環境破壊は,経済活動を伴ったことにより起きていることが参加者の関心を集めていました。

 今回,一般参加者は10名と少なかったですが,地元の地方放送局の取材もあり,ローカルニュースでテレビ放映されました。今後も,ホームページを通して国際比較畜産論の授業内容を始めとして,畜産国際協力ユニットの活動を積極的に発信していきたい思います。また,平成19年2月に予定している,国際協力フォーラム(仮称)にも環境の内容を取り入れて開催したいと考えています。

 環境と福祉を融合した環境福祉学を提唱する炭谷さんの講義概要は,次のとおりです。

 自然体験の多い子どもほど正義感が強く,創造力が養われる。市場主義が導入されて草や森林が失われつつあるモンゴルの現状などを紹介し,これからの環境政策は被害対策から環境要素に着目した豊かな環境の創造が必要である。水や土,大気,生物は相互に関連し,農業や牧畜は支えてくれる環境を一緒に考えないと成り立たない。
 











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