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第5次フィリピンJOCV短期派遣隊員引率記
   (平成20
年9月8日〜12日)

9月8日 午後、帯広を出発し羽田経由で成田へ。成田泊。
9月9日 成田を発ちマニラへ。車にてUPLBへ移動し、学生に合流。その後、最終報告会で発表する課題に関する打ち合わせ。
9月10日 報告会のための資料作成に従事する学生への技術支援。フィリピン酪農事情を学ぶため、DTRI関係者やUPLBの獣医学部教員と意見交換。
9月11日  報告会は10時から始まり、昼食をはさんで、14時に終了。午後、マニラへ移動し、学生とともにJICA所長と面会。簡単な活動報告およびフィリピンにおけるODA事業、特に畜産開発に関しての意見交換。
9月12日 早朝、マニラ発、成田着。羽田から千歳へ移動(北海道獣医師会三学会参加)。

 

 隊員の現地活動の最終項目である報告書作成の支援が私の出張目的である。移動時間を差し引くと、10日と11日の2日間だけが短期隊員6名の引率期間であった。運が良いことには、この6名の現地での調整役として派遣されていた小路さんや、長期隊員である大林さんとの意見交換が十分なされており、各自、何を発表したいのか、9日の段階で、心はすでに決まっていた。そこで、私は英語指導を中心に報告書作成支援を行ったほかに、関係機関への表敬と謝辞、そして、フィリピン酪農情報収集に努めた。

【写真1:最終報告会に向けて、発表資料作成に励む学生たち】

 

【写真2:発表会終了後、修了証書と一緒に記念撮影】

 

 JOCV短期派遣事業には、計画段階当初から関わっていた。また、私の研究室に所属する学生2名も元短期隊員であるので、是非、現地を訪問しUPLBの関係者らに会いたいという希望もあった。その思いが通じたのか、今回、最終隊である5次隊の現地最終報告会に参加することができた。関係者の皆様に感謝したい。そして、9月10日、報告書作成に取り組む学生6名の必死(真摯)な姿にも心打たれた。4週間という短期間の滞在にもかかわらず、学生たちの、現場での観察力とコミュニケーション力には目を見張るものがある。
関係者よりフィリピンの畜産事情、とくに酪農開発に関する率直な意見を伺ったところ、需要があるにも関わらず振興が遅れていることが認識できた。NGOの活動が盛んな地域もあると聞いたが、ロスバニオス周辺では農民へ伝えるべき技術(メッセージ)の普及が十分行われていないという状況が理解できた。大林隊員は北海道で酪農普及の実績があり、彼の活動が現地で大変評価されているという。グループ派遣は終了したが、この後は、普及を中心とした草の根の、JOCV本来の業務が展開されることを祈って現地を去った。そして、6名の提案は、具体的で実践的なメッセージであるので、是非、農家の方々へ伝えられることを願って、短い引率記を締めくくることにする。
 1〜5次隊が楽しく、健康に、活動を遂行できたのも、帯広JICAおよび現地のJICA協力隊関係者、DTRIの皆さん、そして、ホームステイ先のご家族の方々のおかげである。最後に、皆様に感謝の意を表したい。

 

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