門平研究室 門田 真由子
オーストラリアは私にとって初めての英語圏の海外旅行でした。冬のケアンズは夏の帯広とそう変わらない気候で過ごしやすかったです。学会の前にはケアンズ・トロピカル・ズーへ行って念願のコアラを抱いたり、キュランダへ観光鉄道やスカイレールに乗って、本場の熱帯雨林を見てきました。バリアリーフも、飛行機からでしたが、見えて、とてもきれいでした。
向こうでの宿泊は独りで、セントラルユースホステルで8人部屋を利用したのですが、ホテルの部屋(ほとんどしゃべれず)でも、買い物先でも、もちろん学会でも、どこでも英語を読んで・聞いて・しゃべらなくてはならず、あたりまえですが生の英語っていうのはとても聞き取りづらくって、しゃべるのも頭の中で一生懸命文章を考えてからのがやっとで、改めて自分の英会話力のなさを痛感しました。
そしてまもなく、言葉もご飯も文化も、日本がすばらしく思えて恋しくなっていました。
それでも、こんなまたとないすばらしい機会を活かさなければと自分にいいきかせながら、わかりもしない獣医疫学の、しかも英語の学会発表を電子辞書片手にとにかく聞くだけ聞いていました。パワーポイントが使われていたことと、疫学とはいえ牛についてのセッションにずっといたこともあって、時になんとかわかる話もあったのが精神的な救いでした。
学会を通じて英語の読み聞きを鍛錬することができたのはもちろんですが、そこでの人との出会いも私にとって大きなものでした。多くが世界各地から集まった獣医関係の方々で、私も英語ですこーーしだけしゃべりましたが、きっと先方には「オトナシイコネ」なんて思われてたでしょう。
その中で、日本人ですが、特に動物衛生研究所の方々にはよくしていただいて、一緒に大学のことをお話したり、ディナーに行ったり、バー?に行って飲んだり、とても思い出に残るひとときを一緒に過ごすことができました。たくさんごちそうにもなってしまい…この場を借りて改めてお礼申し上げますっ。
本当に素敵な方々だったので、近い将来何らかの形でまたお会いできたらと思っています。
私にとってケアンズに1週間というのはさすがに長くて、それでなくてもオーストラリアまでも7時間と遠い旅でしたが、なかなかできない貴重な体験をすることができました。そして、少なくともこれからは社会にでても英会話くらいはできるように努力しようと思います…。
最後に、一緒に行ってくださった門平先生には道中、豊富な海外経験の中からさまざまなお話を語っていただいたり、私には理解不能の英語や文化を日本語で解説していただいたり、ほかにも色々と大変お世話になりました。ありがとうございました。