帯広畜産大学

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平成18年度入学式

第58回畜産学部,第40回大学院並びに第47回別科の入学式が,4月10日(月)午前10時から講堂において,関係者の列席のもとに挙行され,363名の入学者全員の呼名が行われ,入学が許可されました。

  次いで鈴木学長から告辞が述べられ,引き続き,ご臨席いただいた帯広畜産大学後援会理事長の西佐古 求様から祝辞を賜りました。

  その後,入学者を代表して獣医学科の大井真矢さんから宣誓が行われた後,マンドリンサークルによる帯広畜産大学逍遥歌の流れるなか,式が終了しました。

 

 以下に鈴木学長の告辞を紹介いたします。

告    辞

 伝統と栄光に輝く帯広畜産大学に入学を許可された皆さん,誠におめでとうございます。心から歓迎の意を表します。

 本日ここに,皆さんの御家族並びに本学教職員の御列席を得て,平成18年度,帯広畜産大学入学式を挙行し,畜産学部273名,大学院畜産学研究科修士課程59名,博士課程14名及び別科17名の学生を,新たに迎えますことは,我々にとって大きな喜びであります。

 帯広畜産大学は,1941年に創立された帯広高等獣医学校から数えて約65年の歴史を通じ,時代と社会の変化や学術の進展に対応した不断の改革により,今日,生命科学研究分野における,我が国の全ての国公私立大学の中から,28の「21世紀COE(卓越した研究教育拠点)」の一つとして評価されるまでに発展して参りました。この間,本学からは1万2千人以上の若者が巣立ち,獣医・農畜産業関連社会で専門職業人として全国各地で多彩な活躍をしております。

 御承知のように,1980年代にイギリスから欧州に被害拡大のウシ海綿状脳症,いわゆるBSEが2000年には日本でも,そして近年,トリインフルエンザやクリプトスポリジュウムなどが発見され,関連団体,行政,流通関係者,消費者に大きな衝撃を与えております。このような人畜共通感染症の日本での発症は,グローバル化の急速に進展するなかで,動物から人間に感染する微生物病対策に合わせて,家畜と畜産物の科学的な安全性確保について,大きな課題を我々に提起したわけであります。

 日本の総べての国立大学は,2004年4月から,国立大学法人となり,本学も国立大学法人帯広畜産大学として,新たなスタートを切ったところであります。本学の基本理念である「食の生産性向上と安全確保」の監視,実現にむけての教育研究に,教職員一丸となって取組んでいるところであります。特に,世界最高水準の研究推進と世界に通用する人材の養成に寄与するため,「畜産衛生学分野に特化した“個性輝く専門店”大学院重点化単科大学」としての研究教育推進体制の確立にむけて,本年4月より大学院畜産学研究科畜産衛生学専攻博士課程が開設されたところであります。

 本学は,皆さんのような,志し高い,次代を背負う学生諸君の,多様で個性的な希望を迎え入れるのに相応しい教育・研究基盤を整えております。即ち,獣医・畜産科学科への再編,教育・研究組織の分離など他大学には,真似のできない,個性的な教育組織を構築しております。また,学年進行のなかで,学生の目的意識と主体性に基づいて,本学ではユニットと呼んでおります,専門職業教育分野に所属する制度を活用しております。

 このように,基礎研究から実践応用までの一連の展開を目的とした,本学での勉学は,自然科学の基礎知識を確実に修得することが必要であります。そのなかで,皆さんが求める専門教育ユニットで,さらに専門科目を履修し,生涯に亘って学び続けられ,新しい社会の担い手となることを強く期待し,私の告示と致します。

平成18年4月10日
国立大学法人帯広畜産大学長  鈴木 直義

 

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