帯広畜産大学

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岩手大学大学院連合農学研究科(配属・帯広畜産大学)博士課程3年の斉佳鶴玲さんが「IJTA 3th International Conference on Recent Advances in Agriculture and Horticulture Sciences」において、「最優秀論文賞」を受賞

 岩手大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻3年(配属・帯広畜産大学)の斉佳鶴玲さんが、2016年6月25日~26日に、インドのニューデリーで開催された「IJTA 3th International Conference on Recent Advances in Agriculture and Horticulture Sciences」において、「最優秀論文賞:Best Paper Award」を受賞しました。
 今回発表した論文は、この学会の雑誌International Journal of Tropical Agricultureの Vol.34 No.2に掲載され、この論文内容と斉さんの学会口頭発表の評価を加えた審査の結果、83題の発表論文の中から最優秀論文賞に選ばれました。
 斉さんの発表した演題は「Bacillus thuringiensisによる植物根面へのバイオフィルム形成の可能性」で、B. thuringiensisの新たな機能を探る研究成果です。
 昆虫病原性細菌のB. thuringiensisは植物病原菌に対し抗菌物質を産生するほか、土壌病害であるトマト萎凋病に対しては、病害発病抑制効果を示す事が最近明らかになりました。一方で土壌病原菌に対し抗菌作用を有するB. subtilisは植物根面にバイオフィルムを形成する事が報告されています。
 斉さんの研究はB.thuringiensisによる発病抑制効果のメカニズムを明らかにする目的で、バイオフィルム形成能力評価とトマト根面に対するバイオフィルム形成の観察を実施し、その結果として、トマト根面に対しB.thuringiensisによりバイオフィルムが形成されることよりトマト萎凋病が抑制される可能性が明らかにしました。
 斉さんは「国際学会でこのような賞を授賞できたことは大変嬉しく、今回の発表に興味を持っていただけたことは光栄に思います。この学会で、いろいろな国からの研究者と交流して、大変勉強になりました。博士課程残り半年余りこれからも研究に専念して頑張ります。」と今後の抱負を語りました。

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