帯広畜産大学

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国際学会(ISERD)第7回国際会議(7th ICERD)において、岩手大学大学院連合農学研究科(配属・帯広畜産大学)博士課程2年の山崎由理さんが「Award of Excellent Poster Presentation」を受賞!

 1月16日(土)、17日(日)にカンボジア王国・プノンペンで開催された「環境に配慮した持続可能な農村開発に関する国際学会(ISERD)第7回国際会議(7thICERD)」において、岩手大学大学院連合農学研究科博士課程2年の山崎由理さんが「Award of Excellent Poster Presentation」を受賞しました。この国際会議では、全114件のポスター発表の中から8件の発表に対して同賞が授与されました。
 山崎さんが発表したテーマは「Characteristics of the River Water Quality under Base Flow Condition in the Tokachi River Basin, Japan―十勝川水系における平水時の河川水質評価―」です。この発表は、北海道東部に位置する十勝川水系の広域を対象として、河川水中のpH、生物化学的酸素要求量(BOD)、浮遊物質(SS)および電気伝導率(EC)について経年的に評価したものです。その結果、日本有数の農業地域である十勝川水系では、pH、BODおよびSSは比較的濃度が少なく安定している傾向にあるものの、ECは地点ごとにばらつきがみられました。このとき、河川水中のEC値は流域内の畑草地率および森林率と相関関係にあったことから、流域内の畑草地面積の増加によりイオン成分など河川水に含まれる溶存物質が増加していることが示唆されました。十勝川水系では、河川水中の窒素濃度の上昇が報告されていますが、EC値の上昇の原因として窒素成分以外の物質が流入している可能性が考えられます。このため、十勝川流域内の主な土地利用(農業・市街地など)が河川への水質負荷に及ぼす影響に関する体系的な評価が今後の課題として挙げられました。
 山崎さんは、「ICERD にはこれまで4回参加させていただいていますが、 東南アジアからだけではなく、ドイツやオーストラリアなど欧米からも研究者が参加しており、アジアモンスーン地域の環境問題や農業の発展に対して積極的な意見交換が行われています。国際学会への参加は、私にとって良い刺激をもらえる貴重な経験です。今後は、海外の研究者との共同研究などにも積極的に挑戦していきたいと考えています。」と受賞の喜びを語りました。


受賞した山崎さん

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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