帯広畜産大学

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岩手大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻1年(本学配属)の石井嶺広さんが第59回日本応用動物昆虫学会大会において、「ポスター賞」を受賞

 2015年3月26日(木)~28日(土)に、山形大学小白川キャンパスで開催された「第59回日本応用動物昆虫学会大会」において、岩手大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻1年(本学配属)の石井嶺広さんが、「ポスター賞」を受賞しました。
 日本応用動物昆虫学会は1957年に日本応用動物学会(1929年設立)と日本応用昆虫学会(1938年設立)が合併して設立され、約1900名の会員を擁しており、大会参加者も千名を超える日本最大級の昆虫系の学会です。今回の発表では研究内容の独創性や質疑応答への対応などが高く評価され、128題のポスター発表演題の中から受賞者に選ばれました。
 石井さんの発表した演題は「昆虫寄生菌は感染症媒介蚊の宿主探索行動を阻害する」で、昆虫などに寄生する昆虫寄生菌を用いた感染症を媒介する蚊の防除に関する研究成果です。昆虫寄生菌が蚊に寄生することで、蚊の宿主探索行動にどのような影響を与えるかを自動行動アッセイ装置やオルファクトメータなどを用いて評価しました。その結果、蚊が宿主を探す際に目印として利用する「熱」・「色」・「臭い」の刺激が、菌の寄生によって認識できなくなることが明らかとなりました。これまでの研究で蚊の頭部への菌寄生が蚊の防除に重要であることが既に分かっており、今後頭部への菌寄生と行動制御の関係を解明することで、全く新しい感染症媒介蚊の防除技術に発展することが期待されます。
 石井さんは「昆虫分野の大きな学会でこのような賞を受賞できたことは大変嬉しく、今回の発表に興味を持っていただけたことは光栄に思います。現在、世界中で多くの子ども達がマラリアをはじめとする様々な感染症に苦しめられています。今回の研究成果を更に昇華させることで、アフリカなどの発展途上国に貢献できるような研究を展開してきたいと考えています。」と今後の抱負を語りました。


受賞した石井さんと指導教員の相内助教(左から)

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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