帯広畜産大学

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第36回日本血栓止血学会学術集会において,本学配属の岐阜大学大学院連合獣医学研究科4年の松久葉一さんが「優秀ポスター発表賞」を受賞

 5月29日(木)から31日(土)まで、大阪国際交流センター(大阪市)で開催された第36回日本血栓止血学会学術集会において、本学配属の岐阜大学大学院連合獣医学研究科4年の松久葉一さんが「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。
 日本血栓止血学会は、主に基礎系・臨床系の医学研究者および薬学、理学系研究者の会員(約1,200名)からなり、生体防御の一環として重要な止血機構と心筋梗塞や脳梗塞などの病因である血栓症を基礎から臨床まで幅広く研究する学会です。
 松久さんの受賞研究テーマは「慢性精神的ストレスによるマウス血小板凝集能の亢進は濃染顆粒分泌の亢進に起因する」です。すでに、松久さんは慢性精神的ストレスが血液凝固に重要な働きをする細胞である血小板の凝集能を高めることを発見しており、今回の発表は、その凝集能の亢進が生じる「しくみ」に関するものです。血小板中に存在する濃染顆粒はADPという物質を含有しており、このADPは血小板外に分泌されると周囲の血小板を凝集へと導きます。慢性精神的ストレスは刺激を受けた血小板から分泌されるADP量を増大することにより凝集能を促進することを明らかにしました。精神的ストレスが血栓症発症の危険因子であることから、この知見は血栓症発症機序のさらなる解明に寄与するものと高く評価されました。
 松久さんは、「今回このような賞をいただき、大変光栄に感じております。学術集会においては様々な分野の方と意見交換をすることができ、意義深い時間となりました。本研究分野の発展に少しでも貢献できるように、今回の経験を生かし、今後さらに研究を進めていきたいと考えています。」と受賞の喜びを語りました。  


「優秀ポスター発表賞」を受賞した松久さん

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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