帯広畜産大学

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本学平田准教授がブルガリア国の近代社会激動以前の牧畜生業の復元とアーカイブ化に協力

 本学地域環境学研究部門の平田昌弘准教授が、ブルガリア科学アカデミー・ブルガリア国立民族学博物館とバルカン半島南部における近代社会激動以前の牧畜生業の復元とアーカイブ化に協力することとなりました。
 ブルガリアでは、バルカン戦争や社会主義集団化、EU経済圏への統合といった近年の政治変革などにより、伝統的な生業である移牧が徹底的に破壊されてしまいました。
 ブルガリア国立民族学博物館は、100年ほど前から今日に至るまで、移牧についての画像資料(主に写真群)を膨大に所有しています。劇的に変貌してしまう以前の極めて貴重なこれらの画像資料をアーカイブ化して一般公開することは、伝統文化の保全、そして、学術研究の発展のためには極めて重要であると考えられます。
 今回、「ブルガリア南西部の乳加工体系」などをMilk Science誌に発表し、かつユーラシア大陸の乳文化に係わるデジタルアーカイブで実績のある平田准教授に協力依頼があり、三菱財団人文科学助成の支援を受け、ブルガリア国立民族学博物館が所有するこれらの画像資料にブルガリア語・英語・日本語で説明を付け、アーカイブ化することとなりました。
 平田准教授は、2015年2月10日ブルガリア国立民族学博物館長フリストヴ・ペトコ氏と国際プロジェクトに調印し、3年後のアーカイブの一般公開とともに、「ブルガリア牧畜アーカイブ」記念写真集、バルカン半島牧畜叢書シリーズを編集・出版することを目指します。
 


サインするフリストヴ・ペトコ館長

平田准教授(左)とプロジェクトメンバー

        

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