帯広畜産大学

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本学畜産衛生学研究部門の楠本晃子助教と山崎栄樹助教が、日本細菌学会北海道支部学術総会最優秀賞ならびに優秀賞をそれぞれ受賞

 本学畜産衛生学研究部門の楠本晃子助教と山崎栄樹助教が、第80回日本細菌学会北海道支部学術総会において、平成25年度日本細菌学会北海道支部学術総会最優秀賞ならびに優秀賞をそれぞれ受賞しました。
 楠本先生の受賞研究発表は「魚病細菌Tenacibaculum maritimumの滑走運動の動力源の同定」です。タイやブリ、ヒラメなどに発生してしばしば重大な被害をもたらす滑走細菌症の原因菌であるTenacibaculum maritimumは、近年その発生件数が増えつつありますが、その病原性はほとんど明らかにされておりません。先生は、本菌の病原性との深い関わりのある滑走運動メカニズムの一端を明らかにし、最優秀賞を受賞したものです。楠本先生は2度目の受賞になります。
 また、山崎先生の受賞研究発表は「Salmonella enterotoxinはサルモネラ属菌にとって必須の病原因子か?」です。サルモネラ属菌のエンテロトキシンStnはサルモネラ感染による下痢を引き起こす毒素として同定されましたが、病原性への関与が疑われるものの、非常に研究の難しいタンパクであり、山崎先生は本学と長崎大学熱帯医学研究所との共同研究でStnの病原性が菌株によって異なることを明らかにし、本菌の病原性解明の一歩を進めました。
 楠本先生は、「これからも日夜 T. maritimum の滑走運動と病原性の真理に迫り、水産資源の安全確保に貢献できるように頑張ります。」と、山崎先生は、「困難を極めるStnの解析を進める上で非常に励みとなりました。今後もコツコツとデータを積み重ねてゆきたいと思います。」と受賞の喜びを語りました。


 楠本助教 

山崎助教

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