帯広畜産大学

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本学小山耕平助教が「形の科学会賞第18回奨励賞」を受賞

 畜産生命科学研究部門・環境生態学分野の小山耕平助教が「形の科学会賞第18回奨励賞」を受賞しました。
 この受賞の対象者は、生物や非生物の形に関する優秀な論文を学術雑誌に発表した40才以下の研究者です。小山先生の受賞研究テーマは「植物個体成長における動的スケーリング則の発見」です。結晶や液晶パターンの成長では、ある時点におけるパターンの形が別の時点における形と同一になる現象が多く見られ、同時に「べき乗則」とよばれる数理的な法則が観測されます。これを統計力学で動的スケーリング則と呼びますが、小山先生は、「光を受け取りながら成長する植物の形も、分子を受け取りながら成長する結晶の形も、数学的に同じ法則に従うに違いない」と考え、植物成長が結晶成長と同様の動的スケーリング則が成立することを世界で初めて野外観察から発見し、この成果を九州大学の液晶研究を専門とする物理学者と共同で数理的に解析して発表しました。
   小山先生は「自然が豊かな十勝平野には珍しい草本がたくさん生えており、身の回りの全てが研究対象になる。恵まれた環境を活かして、今後さらに研究を発展させたい。」と受賞の喜びを語りました。


フィールド調査を行う小山助教

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