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 ○第2期短期派遣活動報告⑰

2013年9月13日

 今日は最後の農家訪問です。サンペドロデルパラナ市のAlberto Rojasさんを訪問しました。これでフィールドに出るのも最後かと思うととてもさみしいです。今度はスペイン語も喋れるようになって長期隊員としてぜひまたフィールドを周ってみたいと思います。

 Alberto Rojasさんは到着前から席をつくって私たちの訪問を待っていてくださいました。こちらとしても、その気持ちに応えるだけの報告をしようと気が引き締まります。Albertoさんには、粗飼料と水の重要性について説明をされました。個人的にAlbertoさんが今進めている放牧地の改良プロジェクトがとてもお気に入りで、ぜひ成功を収めてほしいと思っています。なので、その放牧地への投資や管理について自分なりのアイディアを伝えました。ひとつの考えとして参考にしていただけたら嬉しいです。

 Albertoさんは、学校の先生をされていた傍ら、数々の委員会を設立し、地域の振興に努めていらっしゃいます。例えば水道や電気のインフラをAlbertoさんの住む集落にひくことなどです。また、この近辺はとても環境がよく、近くには国立公園もあります。Albertoさんはこの集落で生まれずっとこの地で生活しているため、この環境や集落についてとても愛着があるようです。近年政府が主導となってコメ作のプロジェクトがこの周辺で進んでいます。コメ作がこの地域の環境に与える影響がとても大きな問題であるとして、Albertoさんは反対運動に参加されているそうです。さらに、学校の先生の年金が固定でインフレに影響を受けやすいとのことで、国に対しての改善要求活動も行っているそうです。地域や社会に対してとても情熱を注いでいらっしゃる印象を受けます。このプロジェクトでも大いに活躍されて、この地域をさらに盛り上げてほしいと思いました。

 報告後、奥さんが地鶏の料理をふるまってくださるとのお誘いがあり、ご馳走になることにしました。地鶏もAlbertoさんが飼養する庭を走り回っていたばかりの鶏、鶏とともに煮込む野菜も自家栽培で取れたて新鮮、マンディオカもAlbertoさんが栽培しているもの、そして庭のミカンの樹からもぎたてのミカンを絞ったジュースと、まさに自給自足の食事となりました。とても味わい深く、地鶏の歯ごたえのシャキシャキさと味の深さといったら今まで食べた鶏肉は何だったのだろうと思わせるほどです。こうした生活をいつかは過ごしてみたいと思いました。

 ホテルに帰ってきたら報告会に向けての作業が続きます。まだまだ、データの解析は始まったばかりですが、報告会に間に合うようにまとめていきたいと思います。
         

千葉 拓紘

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