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 ○第2期短期派遣活動報告⑫

2013年9月6日

6日 金曜日
 今日は午後からヘネラルアルティガスのBlasさん宅に調査結果の報告に向かいました。ここには大学生の息子さんが2人いて搾乳を担当しています。跡継ぎ予定の彼らにも調査結果を聞いてもらうため、大学が終わる時間に訪問しました。飼料、繁殖、搾乳衛生とそれぞれの分野の結果報告、提案、改善点を話しました。特に繁殖の分野は日頃から注意しているらしく、たくさん質問していただきました。繁殖は私が担当している分野なので興味を持ってもらえたことに、うれしく感じました。

現在派遣されている長期隊員が繁殖の台帳を配り、書いてもらうプロジェクトを進めています。少しでも台帳を記入する動機付けができれば良いと思い台帳の紹介をしていますが、パラグアイでは記録を残すという文化がないため、なかなか難しいようです。明日は長期隊員の吉川さんがコロネルボガードで繁殖台帳の使い方について説明するそうです。私も参加して農家の方が台帳に関心を持っているか、講習会での反応を見てきたいと思います。

7日 土曜日

 朝から市役所で繁殖台帳に関する講習会がありました。市役所の職員と農家さんの話し合いが続きます。今季は特に寒さが厳しく、草が枯れてしまったことや、土地のない酪農家は道路脇の草があるところに牛を繋ぎ餌を与えている状況についてです。これから夏になり植物が生えやすい季節になるということもあり、酪農家は餌の確保に重点をおきたいようです。

話し合いの後は、繁殖台帳の説明が始まりました。長期隊員の吉川さんは私たちの滞在先のホテルによく来て、この日の準備をしていました。三市ある中で一番早く説明するということで準備も大変だったとおもいます。台帳を使う利点、繁殖サイクルを良くすることで収入の増加、かかる餌代の削減、実際の記入の仕方を説明しました。その後は実際に記入する練習をしていただき、台帳を配って講習会は終了しました。

はじめの話し合いを含めると2時間ほどかかりましたが、みなさんよく集中しているように思いました。勉強することは嫌いではないようです。やはり酪農に関する情報のなさ、記録をつける習慣がないということが酪農技術の発展を遅くしていると感じました。
         

小牧春菜

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