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 ○第2期短期派遣活動報告⑥

2013年8月28日

 コロネルボガード2日目の調査です。本日はCostinchokさんとMasacoteさんの調査の予定です。引き続き寒さが身に染みる朝でしたが、6時にホテルを出発し、Costinchokさんのお家を訪問しました。

 Costinchokさんとは連絡がうまくいかず、到着した時にはすでに搾乳は始まっており、できるところから調査を開始しました。ここの農家さんは13頭搾乳牛がいるそうです。子牛と一緒に飼育しているようで、搾乳をしても全量を搾りきるのではなく、搾乳した後にも子牛に飲ませらる量をある程度残しているようです。搾乳場はお世辞にも清潔とは言えませんでした。雨が降っていたこともあり、水と土が混ざり、かなりぬかるんでいる上に除糞もされていないので、足場が非常に悪く危険でした。実際その足場を嫌がって放牧地に行けない子牛も3頭いました。また、搾乳牛が多いためKostinchokさんの娘さんや隣家の女性にも手伝ってもらって搾乳をしていました。そのおかげで、あちこちで搾乳が始まりそれとともに多くのデータが飛び交うのでデータの収集がかなりてきぱきと進みました。

 搾乳見学後、飼料に使用しているメイズの倉庫を見学しました。状態の良いメイズは砕いて、そうでないメイズはそのまま実だけを倉庫に保存しています。Costinchokさんは大工さんとしても優秀で、搾乳舎や倉庫も作っています。今後家の裏手に高泌乳牛専用の小屋を新設したいとのことでした。

 インタビューの後、放牧地を見学しました。林を切り開いて放牧地にしてしまったばかりにため池の水量が減ってしまったこと、トラクターがないために放牧地の更新目的に焼畑をしていること、Costinchokさんのおじさんの土地は使用されていないのに名義が伯父のため利用できないことなどの話を聞きました。

 午後から予定されていたMasacoteさんの訪問は、Masacoteさんが先日まで降り続いた雨のため、作業がおくれているとのことからキャンセルになったため、午後は資料整理の時間となりました。

 夜のテレビのトップニュースで、寒さによる牛の大量死が取り上げられていました。ジョニー渡辺さんの話によるとこの寒さはめったにないとのことでしたが、気候変動が話題になる昨今、今後もこのような異常気象が続くことも考えられます。寒さに弱い種であるパラグアイの牛の冬期の飼養管理の方法を今後は考えていく必要がありそうです。       

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