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 ○コロネル・ボガード巡回2日目

2013年3月6日

 今日はコロネル・ボガードの巡回の2日目でした。午前中にTatiana Firexさん、午後にVictoriano Silvaさん宅を訪問させていただきました。今日の訪問では村落開発普及員の長期隊員である橋本亜美さんや、パラグアイ人で獣医師のJacquelineさんにも同行していただき、調査のお手伝いをしていただきました。
Tatianaさんは搾乳牛を3頭所有している農家さんで、酪農の他にキャッサバや大豆なども栽培されています。ここでは、牛舎や放牧地などの調査をさせていただいた他、キャッサバの収穫やパラグアイ伝統のチーズ(Queso Paraguay)の作り方などを教えていただきました。

 キャッサバはマンディオカとも言われ、世界中の熱帯で栽培されている植物です。栽培はとても簡単で、茎の一部を植えただけで発根しそのまま生育します。作付面積当たりのカロリー生産量はあらゆるいも類、穀類よりも高く、また、全世界での穀物以外の食料用のデンプン源作物としてはジャガイモに続いて世界第2位で、今後の活用に期待できる作物だそうです。パラグアイでは、キャッサバは毎食テーブルに出され、揚げたり茹でたりしたものを食べます。今回初めてキャッサバを収穫させていただきましたが、芋が折れない様に収穫するのはこつが必要で難しかったです。

 Queso Paraguayの伝統的な作り方としては、搾りたての牛乳にcuajo(牛の胃を干したもの:凝乳酵素)をつけて作るそうですが、今回は一般家庭で作られているQueso Paraguayの作り方を教えていただきました。牛乳に市販されている凝固剤を混ぜ、1時間放置します。その後お湯を入れると凝固し始め、ザルや布で水分をとり、形を整えてから冷蔵するとその日の晩には食べられるそうです。とてもシンプルな作り方ですが、くせのないとても美味しいチーズが出来上がります。パラグアイでは牛乳をチーズにする文化があるため、この習慣を活用した酪農業の発展を期待したいです。






清山 咲希子

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