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 ○ピラポ訪問

2013年3月4日

 今日はパラグアイにある日本人移住地のピラポという町を訪問しました。ピラポへは宿泊先から車で約2時間かかります。舗装されていない細い道へ入るとイタプア県に特有の赤土(ティエラ・ロハ)が見えました。この赤土は、肥沃で農業には向いていますが、雨が降ると車では通れないような状態になってしまいます。前日に雨が降っていたため、不安だったのですが、問題なく通過できました。

 ピラポでは佐藤篤司(さとう とくじ)さんとその奥さんの家へお邪魔させていただき、開拓当時の貴重な体験談を聞かせていただきました。佐藤さんご夫妻は約50年前に入植された方で、現在ピラポで唯一、乳牛を飼育している農家です。佐藤さんは、異国の地で、何もない原生林から少しずつ開拓していくとき、常に困難にぶつかり、それを乗り越こえたらまた壁があり、それでも毎日一つずつ進んできたということを体験談として語って下さいました。当時は日本の行事(七夕や雛祭り)をやる暇もなく、とにかく毎日働かなければ生きていけないような状況だったそうです。そういった体験談の中には今回の長期・短期派遣はもちろん、異国で働く人に必要な心構えのようなものを感じました。

 私はパラグアイに派遣されるに当たって、すべてを大学やJICA、調整員の方、長期隊員の方々に準備していただいたのですが、佐藤さんのお話を聞き、入植当時20代だった佐藤さんが自力で開拓していったことと比べて、情けない気持になりました。そしてこれから、もう一度気を引き締める必要があると感じました。
その後、佐藤さんの農場を案内していただきながら、パラグアイの酪農についても説明していただきました。

 そして昼食までご馳走になり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 本当にありがとうございました!

岩澤 裕介

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