帯広畜産大学

プロジェクト

第1回オープンフォーラム

「アフリカのアグリ・カルチャー-ヒトと家畜と環境と-」を開催

南部アフリカ3カ国における畜産の役割に注目したオープンフォーラムが本学原虫病研究センターPKホールにおいて開催されました。

世界の貧困問題を解決するためにはまずアフリカの貧困問題に取り組む必要があります。先におこなわれた先進国首脳会議でもこの点が中心的な課題として取り上げられました。

本フォーラムではアフリカ諸国の中でも南アフリカ3カ国(ザンビア、タンザニア、マラウイ)に注目し、各国の経済発展への農業の寄与、畜産業が各国農民の所得を向上させる可能性と、家畜疾病をおさえるための課題などについて報告があり、その後、熱心な議論が繰り広げられました。

これは、本学の門平睦代助教授を代表とする研究プロジェクト「南部アフリカ3カ国における小規模農家レベルでの畜産振興を妨げる要因の研究」(文部科学省科学研究費補助金・海外学術研究)の成果報告会を本学国際協力推進オフィスオープンフォーラムとして開催したものです。一般の方にも参加を呼びかけており、十勝管内及び市内から多数の方が聴講されました。

フォーラムではザンビア大学農学部長ジュデス・ルング氏(Dr. J. Lung)の特別講演と、名古屋大学および帯広畜産大学の研究者から研究報告がありました。

各研究者からの報告では、人間の文化活動のひとつである農業の価値観が、貧困という環境の変化によりどのように変化していくのか、文化人 類学・社会学的な視点からの分析結果がしめされました。

フォーラム全体を通して、畜産や獣医学という従来の生産学的指標にもとづいた評価だけではなく、多方面の視野から同じ現象を観察することにより多様な対処方法を生み出すことができるのではないか、そして、これらが環境や貧困問題などの解決のために重要な役割を演じるのではないかということが議論されました。

開催案内、プログラムなど

 

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