帯広畜産大学

帯広畜産大学の紹介

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教員氏名 石川 透(教授)
いしかわ とおる   
所属講座等 獣医学研究部門 基礎獣医学分野 機能学系
主に担当する教育ユニット・分野 獣医学ユニット
卒業研究を受け入れる教育ユニット 獣医学ユニット(他のユニットに所属する学生さんであっても研究テーマに興味がある方はご相談ください) 
受け入れ可能な学生数 2名程度  
専門分野 生理学
主な研究テーマ 上皮細胞に機能発現する膜輸送タンパクの構造機能連関と細胞内調節機構
学位 獣医学博士
関連産業分野 獣医学・畜産学・医学
連絡先 (TEL) 0155-49-5356
(E-mail)torui@
研究分野 ・細胞生理学
・上皮膜輸送
キーワード イオンチャネル,トランスポーター,ポンプ,上皮細胞,分泌,吸収,反芻動物,耳下腺,電気生理学,分子・細胞生物学
反芻動物の上皮組織がもつすばらしい物質輸送のしくみをヒントに、分泌や吸収といった基本的な細胞機能のしくみを解明すること。
卒業研究として指導可能なテーマ・領域 1.分泌および吸収上皮細胞に発現するイオンチャネルおよびトランスポーターの構造機能連関と細胞内調節機構
2.反芻動物(ウシ)耳下腺腺房細胞の重炭酸イオン分泌を支える分子基盤とその制御機構
自己紹介と学生へのメッセージ 縁あって平成21年4月から帯広畜産大学にお世話になっています。
授業では獣医学ユニットの2年目および3年目の学生さんを対象とした獣医生理学の講義と実習を担当しています。
学生時代から一般生理学(General Physiology)および細胞生理学(Cell Physiology) に興味をもち、特に上皮細胞のダイナミックな物質輸送(いわゆる“上皮膜輸送”)を担うイオン輸送蛋白の機能に関する研究をしてきました。上皮膜輸送という言葉を聞いたことがない学生さんもいると思いますが、消化管、腎臓、気道、外分泌腺(膵臓、唾液腺、汗腺、涙腺など)を構成する細胞がいつも何気なく行っている一方向性の物質輸送現象、すなわち分泌や吸収のことです。例えば、上皮細胞内を通って物質が輸送されるためには血管側と管腔側の2つの細胞膜バリアーを越えなければなりません。輸送される物質(例えばイオンなど)が細胞膜バリアーを通過するときの通り道に相当するのがイオン輸送蛋白であるイオンチャネル、トランスポーター、ポンプということになります。また、興味深いことにこれらの通り道の数(蛋白数)や通りやすさ(蛋白活性)は状態に応じてうまく調節されています。私の研究室ではこのような膜輸送蛋白機能の細胞内調節機構に焦点をあて電気生理学および分子・細胞生物学的手法を総合的に用いて研究を進めたいと考えています。特に、ウシなどの反芻動物耳下腺がもつ驚異的な物質輸送能(特に重炭酸およびリン酸などの分泌)に注目し、それを可能にしている膜輸送タンパク機能調節のしくみの解明が大きなテーマの一つとなります。このような獣医・畜産学領域における細胞生理学的な基礎研究を通じて、ヒトで知られているイオンチャネルやトランスポーターの構造や機能異常に起因する疾病(いわゆるチャネル・トランスポーター病)の理解や治療にもいつか貢献できればと思っています。上皮膜輸送や膜輸送蛋白機能に興味がある方は是非気軽に研究室にお立ち寄りください。生理学講義・実習、その他生理学に関する質問も大歓迎です。
研究活動の紹介 Read研究会開発支援ディレクトリより
ファイルの最終更新日 平成23年2月21日

 

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