帯広畜産大学

帯広畜産大学の紹介

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教員氏名 相内 大吾 (助教)
あいうち だいご  
所属講座等 グローバルアグロメディシン研究センター(研究域 環境農学研究部門 植物生産科学分野)
主に担当する教育ユニット・分野 環境農学ユニット
卒業研究を受け入れる教育ユニット 環境農学ユニット
受け入れ可能な学生数 3~4名程度
専門分野 応用昆虫学・害虫管理学・昆虫病理学・生物防除学
主な研究テーマ ・有用昆虫寄生菌の探索とスクリーニング
・昆虫寄生菌の感染動態の解明
・昆虫寄生菌の持つ亜致死性効果の評価
・昆虫寄生菌による害虫の行動制御
・昆虫寄生菌による施設害虫防除
・昆虫寄生菌と天敵昆虫の併用による共力的防除
・貯蔵性を向上する穀物栽培技術の確立
・穀物の貯蔵性(害虫耐性)の評価
・害虫忌避・殺虫物質(植物農薬)の探索
学位 博士(農学)
関連産業分野 農薬・微生物物資材開発・害虫防除技術開発
連絡先 (TEL) 0155-49-5934
(E-mail)aigo@
研究分野 ・微生物・天敵昆虫による農業害虫防除
・微生物による衛生害虫(感染症媒介蚊)防除
・ポストハーベスト・ロス低減技術の開発
共同研究 ・植物病害および害虫の同時防除(デュアル・コントロール)機構の解明
・西アフリカにおける感染症媒介昆虫の行動制御
・アフリカリフトバレー地域におけるトウモロコシのポストハーベスト・ロス低減技術の開発
シーズ ・有用微生物の探索
・新規微生物資材の開発
・微生物防除技術の開発
・害虫防除技術開発
キーワード 農業害虫・衛生害虫・貯穀害虫・生物防除・昆虫寄生菌・天敵昆虫・IPM・ポストハーベストロス・行動制御
「持続的」かつ「効果的」な害虫防除技術の確立と、人類の「命」や「生活」を守る技術としての貢献。さらには、それを担う人材の輩出。
卒業研究として指導可能なテーマ・領域  本研究室で扱う研究材料は大きく「農業害虫」、「衛生害虫」、「貯穀害虫」の3つに分けられます。そしてこれら害虫をいかにして防除するか?害虫はいかにして死に至るのか?死ぬ前後にどのような変化が起こるのか?を研究しています。基本的には昆虫寄生菌を用いた生物防除を中心に研究してますが、天敵昆虫や植物農薬、脱酸素、光誘引など、美しく害虫を殺すもしくは無害化できるのであれば手段は選びません。
 現在は(1)寄生性ベクターによる微小害虫防除:微小害虫に寄生する天敵昆虫に害虫の病気を運ばせることで病気を蔓延させる研究、(2)昆虫寄生菌を植物体内に内生させることで害虫と病害を同時に防除(デュアルコントロール)する研究、(3)昆虫寄生菌を感染症媒介蚊に感染させることで、様々な行動を阻害し、「生物」としては生きているが「ベクター」としては死んでいる状況を生み出す研究、(4)アフリカ・マラウイ共和国における貯穀害虫被害を低減するトウモロコシ栽培技術の開発、(4)マラウイ共和国における貯穀害虫の忌避・殺虫活性を有する植物成分の探索といった研究を実施しています。
 多くのテーマは学内外の先生や研究機関との共同研究であり、また海外(特にアフリカ)をフィールドとしたテーマを多く扱っているのが特徴かもしれません。以上が現在本研究室でターゲットとしているテーマとなりますが、この他に興味のある研究材料や防除技術、研究分野があれば是非提案してください。どういった方法論で希望するテーマを形にできるか一緒に考えましょう。どうせやるならワクワク感を持って没頭できる楽しい卒論テーマ選びをしたいと考えています。
自己紹介と学生へのメッセージ <プロフィール>1979年1月5日、札幌生まれ。スポーツは中学でバスケットボール、高校でアルペンスキー、大学でロデオカヤックとウエスタン乗馬をやってきました。社会人になってからは、長男がアイスホッケー少年団に入ったのをきっかけに、私もアイスホッケーを始めました(いまだに仔鹿のようですが)。今年から次男と妻も始め、いつの間にやら家族全員でアイスホッケーをやっています。
 学部・修士と帯広畜産大学、博士は岩手連大(畜大)、その後09年~12年まで帯広畜産大学グローバルCOEの特任助教を経て、13年度から地域環境学研究部門に着任するという、近年では珍しい畜大生え抜きの教員です。
 元々は植物病理学の研究がしたくて小池先生の研究室に入ったのですが、気がつけば昆虫の専門家になっていました(笑)。学部時代は昆虫寄生菌の育種(微生物学)を卒論テーマとし、修士・博士では有用菌株のスクリーニングやプラントボディーガード論の実証に取り組んできました(害虫管理学・植物病理学)。グローバルCOE特任助教時代には、昆虫寄生菌による感染症媒介蚊防除研究(衛生動物学)に着手し、今年度からはアフリカの貯穀害虫防除研究を立ち上げてます。以上のように、私自身が学生時代から様々な研究分野のテーマに取り組んできたせいもあって、扱える研究材料も多様です。
<メッセージ>
 農業病害虫の防除分野には「潜在収量レベル」という言葉があります。これは、防除を実施することで損失をゼロにした場合の収量となります。現状では防除を実施しても潜在収量の30~50%が病害虫の被害で損失しているとされています。逆に捉えれば防除技術のイノベーションにより、これだけの幅の増収が可能であることを示しているとも言えるのです。これは衛生害虫分野での「感染症伝播リスクの低減」や貯穀害虫分野での「ポストハーベスト・ロスの低減」でも同じ状況にあります。我々は、こうした害虫が人類に与える被害レベルを少しでも減らせるよう、日夜研究に取り組んでいます。 研究室のモットーは「締めるところは締めて、遊ぶ時は徹底的に遊ぶ」です。正直、私自身研究に関してはむやみに優しくはありません。ただ、こうした研究生活の中で是非とも自分を磨き、脳漿を絞るといった体験をし、今の自分を乗り越えていってほしいと思います。我々と共に学び、盃を交わし、語らい、土(虫?)まみれになりながら、研究室ライフを送ってみませんか?
研究活動の紹介 Read研究会開発支援ディレクトリより
ファイルの最終更新日 平成26年1月20日

 

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